大学の学費を気軽に貯める方法・・・シンプルに考えると実は簡単?

上の子が小学校に進学し、何かと学校関連の支出が多い我が家です。

今のような支出が続くと将来的な資産の減少や老後資金の確保が難しくなると勝手に悩んでいます。

そうなると・・・一番の心配が子供の大学の学費の準備です。

本当にちゃんと準備できるんでしょうか・・・・。

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大学の学費は必要な時期と期間が決まっている

今の貯蓄方針や学費の準備状況を何となく見直していたら「大学の学費の準備はそんなに悩むほど大変じゃないんじゃないかな・・・」なんて思うようになりました。

当たり前の事ですが、大学の学費は必要な時期と期間が決まっています。

決まっている「その時」までにお金を準備しないといけないんですが、逆に決まっているからこそ計画的に準備できる点はメリットだと思っています。

現在の我が家の大学学費の準備方法は、学資保険と積立貯蓄です。

一応、児童手当も全額学費に充てる予定で全額貯蓄しています。

学資保険と児童手当で8割貯められる

一般的に国公立大学に4年間通った場合に必要な額が500万円と言われています。

これからも大学の学費は上昇傾向にあると言われていますが、仮に500万円必要だとすると我が家の場合は・・・

  • 学資保険 200万円
  • 児童手当 約200万円

で大学入学前に約400万円貯まる計算になります。必要額の500万円のうち約8割を貯める事ができます。

足りないのは100万円となります。

つまり、大学入学頃までに残りの100万円を貯めれば良いという計算になります。

ちなみに我が家は子供が2人ですので、2人分で200万円必要になるという事です。

大学の学費の貯め方

毎月の負担額を出来るだけ抑えて・・・

現在の我が家の学資保険は年払いですが、月額にすると1人約9,000円です。

これはそのまま継続し、200万円を確保します。

そして仮に児童手当が廃止にならなかったとすると、家計の負担なしで約200万円確保できます。

残りの100万円ですが、別に大学入学と同時に500万円必要なわけではありませんので、ちょっと時期をずらして、子供が20歳になる頃までに準備できれば良いと考えると・・・

100万円 ÷ 20年 = 5万円/年

年間5万円の貯蓄、月額約4,200円貯蓄すればよい計算になります。基本的に預金の金利はゼロに等しいので、金利は全く考慮しません。

つまり、学資保険の9,000円と不足分の4,200円の合計13,200円毎月貯蓄していけば500万円を達成できる計算になります。

我が家は子供が2人ですので、

13,200円 × 2人分 = 26,400円

毎月26,400円、年額316,800円貯めれば良いという計算になります。

毎月26,000円はやはりちょっとキツイ金額ですので、この負担をどこまで減らせるかが次の鍵となります。

運用益を補充すると・・・

我が家は投資もしています。現在その配当金や分配金などを年間で10万円程度いただいています。

これを再投資せずにそのまま貯蓄していくと・・・

10万円 × 20年 = 200万円

20年で200万円・・・不足分の100万円×2人分を確保できる計算になります。

つまり、不足分の1人100万円は準備しなくても良いという計算になります。

配当金、分配金についてですが、インデックスファンドなどの積立投資の分配金は全て再投資に充てています。

但し、ずっと毎年10万円程度の配当や分配があるとは限りませんし、既に上の子は小学校に入学しており、0歳の時から毎年配当金等を10万円貯めていた訳ではありません。

その場合の更なる補填策として年末調整や幼稚園の奨励金、補助金なども今まで全てプールしていますので、それらを補充すると、現時点でもかなりの金額となっています。

その金額も加味し、このまま今後の一時金などをプールしていくと、ひょっとしたら配当金や分配金などの力をほとんど借りずに目標を達成できるかもしれません。

捕らぬ狸の皮算用にならないように・・・

現状の資産から考えれば、計算上は上記の算段は実現可能だと思われます。

であれば、今の貯蓄方針を維持しこのまま継続するのが最適解だと考えます。

但し「現状を維持できれば」という話ですので、今後の収入や支出の動向は要チェックとなります。

我が家も今は投資部分がそこそこ順調なので、そこでの不労所得がいろんな面で貢献しているのは事実ですが、今後も上手くいくとは限りません。

給与収入が頭打ちとなった今、以前にも記事にしましたが、やはり仕事の給与収入以外に収入の柱を増やすこと言う事は今後も重要になってくると強く思っています。

その中でも時期と期間が決まっている大学の学費の準備は親としては必須となりますので、今後も定期的に準備状況を確認していきたいと思っています。