家計簿を続ける3つのコツ

今まで家計簿についていろいろ書いてきましたが、家計簿を長く続けていくために覚えておいた方が良いコツみたいなものがあります。これは、家計簿暦7年(2017年時点)の私の個人的な見解ですが、家計簿は数回丁寧につけただけでは何の役にも立ちません。長く続ける事ではじめてその効果や成果出てきます。

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家計簿を続ける3つのコツ

費目(項目)は少なめに

これが一番重要で、費目(項目)を細かくすればするほど、兎に角つけるのが面倒になってきます。それで諦める方も多いと思います。いわゆる「形から入る」的な方は、どうしても細かく費目(項目)を設定しがちだと思います。でも、出来るだけ費目(項目)は減らしましょう。

ザックリつける

100円合わない、10円合わない、1円合わない・・・。 家計簿をつけていて良くある事です。家計簿で「完璧」を求めるのは危険だと思います。銀行のようにそれを「業」としているのであれば、1円単位でキッチリ管理する必要がありますが、家計簿は家計の収支の流れを把握し、家計の改善に役立てる事が主な目的のツールです。 ですので、家計簿の場合は1円単位で金額を合わせる必要もなく、郊外型ストアなどで食品、生活用品などを一緒にまとめて買ったレシートを明細単位でつける必要もないと考えています。

毎日つけない

レシートなし、自動販売機での購入、お祭りなどの出店での購入、その他諸々・・・。全ての支出において、全てを完璧に把握しておきたければ、その都度記録するしかありません。しかしそれはとても面倒で大変です。毎日キッチリ家計簿をつけろという事は、上の「ザックリつける」に反して「1円単位で把握しろ」と言っているようなものです。家計簿を毎日ちゃんとつける事に使う労力は無駄だと私は考えます。
なぜなら、毎日つけて1円単位でぴったり合っている家計簿と、週に1回程度つけた合計が少々合わないザックリ家計簿で、家計の改善に差が出ることは考えにくいからです。

家計簿を続ける3つのコツ

結果の記録に時間を使わない

以上、3つが家計簿を長続きさせるコツです。 家計簿をつけることが目的であれば、「費目(項目)をキッチリ設定し、毎時、毎日、1円単位でキッチリ金額が合うようにつける」事をおすすめします。 そうじゃないですよね。目的は家計の改善ですよね。

家計の改善が目的であれば、家計簿に時間を掛けるのは無駄です。その時間を他の有意義な事に使った方が良いです。手段に時間を掛けも結果は出ません。

家計簿が続き、もっと詳しく、もっと細部にわたって分析したくなってきた時に、費目(項目)や細目を増やしたり、分析方法を増やしたりと、家計改善の進捗に合わせて家計簿も徐々に変えていけば良いと思います。