大学の学費、最低限500万円を最短で貯蓄する方法

先日、年払いの学資保険を支払いました。最近ちょくちょく大学の学費の記事を見かけますが、やはり大学の学費は一人500万円が最低限という見積もりと言いますか、見立てが多いように思います。我が家も同じで最低一人500万円と考えています。

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500万円の最短貯蓄方法を考える

最短と言うと、「できるだけ短い期間」という事になりますが、別に早く貯めても使うのは「子供が大学に進学する時」という事になります。ですので、早ければよいと言うのもおかしいですが、早く貯まればそれはそれでOKです。

期間的な最短と同時に、貯める努力も最短と言いますか、最小にできればなお良しという事になります。

逆算で導く

最近計算してみたんですが、実は500万円は遠いようでそんなに遠くないなと思うようになりました。

なぜそう思うか・・・それは子供が生まれた時から大学の学費を貯めてきたので、ここ3~4年でその実態が見えてきたからです。じゃあ、何が見えてきたのかというと、貯蓄目標と毎月の正確な貯蓄額です。

できるだけ努力せずに500万円を貯めるには、その500万円の道を逆行してみればよく分かります。

学費最短貯蓄

児童手当と学資保険その他諸々・・・

我が家は学資保険に入っています。満期で200万円になります。月額にすると一人当たり1万円弱の積み立ててです。それとみなさんが同じようにもらっている児童手当(子供手当て)があります。これが中学卒業までに198万円貯まります。この2つを合わせて我が家では398万円・・・約400万円になります。

つまり、学資保険と児童手当(今後支給が続けばの話ですが・・・)以外に子供が17歳になるまでに100万円貯める事ができれば500万円達成です。今までとこれからを考慮すると、毎月必要な積立金は概ね一人4~5000円位となります。
でも実際は今の毎月の積立貯蓄のペースを維持していきますので、

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学資保険は満期まで積み立て、児童手当がずっと継続すると仮定すると、毎月の積立貯蓄は概ね4~5年後には目標額を達成できる額になるようです。計算上では予定より5年以上早く目標を達成します。

しかし、あくまで最低金額です。今から10~15年後に大学が今と同じ学費である保証はありません。恐らく100~200万円は学費が上がっているのではないかと我が家では考えていますので、残りの期間は学費貯蓄額の50~60%を中~長期運用する事を考えています・・・と言うよりも・・・既に一部は積立投資をはじめています。運用で殖やしていきつつ、生活に支障がなければ貯蓄のペースも緩める事はありません。

更に、我が家の場合は出産から百日、誕生日、卒入園などの祝い金やその他お小遣い、一時的な支給金なども全て「子供のもの」として子供の貯蓄に計上しています。同じように貯蓄されている方も多いと思いますが、今後も祝い金などはずっと子供の貯蓄に計上していきます。生活費には一切投入しません。このお金でだけでも最終的には数百万円になると思いますので、万が一学費の積立だけでは間に合わない場合は、使わせていただく事になるかもしれません。できればそのまま子供に渡したいんですけどね・・・。

学費の最短貯蓄方法は・・・

とにかく早く始めることです。我が家の場合は、下の子については生まれる前から準備していました。学資保険は手段の1つとしてはありですが、現時点では金利(返戻率)などもかなり下がってきていますので、その点も考慮して他の金融商品と良く比べる必要があると思います。

児童手当、学資保険、その他金融商品・・・学費の準備は出来るだけ早くはじめると同時に、様々なものを組み合わせて貯めていくのが一番効率よく早く貯める事ができるように思います。

使う時期がはっきり決まっていますので、逆算してどの程度のお金を積み立てていくのかがとても分かりやすいのが大学の学費です。だからこそ早めの計画と対策で、難なく資金を作りたいものです。