10月から幼児教育・保育無償化がはじまりました。
諸条件にもよりますが、一般家庭では保育園、幼稚園の保育料が安くなるという事です。
我が家も下の子が来春まで幼稚園ですので、半年ほどその恩恵にあずかることができるんですが・・・。
実際どれ位安くなったんでしょうか・・・。
幼児教育・保育無償化前後の保育料の引落額
まずは単純比較。
幼児教育・保育無償化前後で保育料の引き落とし金額がどれだ変わったのか・・・安くなったのか・・・を見てみましょう。
2019年9月の引落額 26,652円
2019年10月の引落額 8,652円
なっ!何と!!18,000円も安くなってる!!
超ラッキー!!
って単純な話ではないんですね・・・。
あくまで毎月の「引落額」が減っただけです。
実情はちょっと違います。
私立幼稚園就園奨励費補助金
我が子は私立幼稚園に通っています。
実は私立幼稚園に通う子供がいる家庭向けの保育料の補助金制度というのがあり、その補助金をいただいていました。
市町村別の制度のようですので、補助金額に差があるかもしれませんが、子育てにおいてはとても助かります。
実はその補助金のおかげでかなり助かっていました。
幼児教育・保育無償化の実施に伴い、この補助金は勿論なくなるわけですが・・・。
2019年9月までは支給されます。
支給額は我が子は下の子(第二子)ですので、所得等に大きく影響することもなく一律の支給額となります。
その金額が、概ね12,000円/月位になります。
実際に安くなったのは・・・
つまり、毎月の引落額26,652円のうち、12,000円は補助金が出る感じですので、実質的な負担は14,652円となります。
ですので、我が家の実質的な負担額は、
2019年9月の引落額 26,652円 - 12,000円 = 14,652円
2019年10月の引落額 8,652円
となり、6,000円程度安くなったという事です!
・・・保育料が安くなったのは6,000円/月です・・・。
制度的にあり?
結果的に安くなったのは月6,000円。年間72,000円です。
我が家の場合はあと半年ですので3.6万円です・・・。
煩雑な手続きや書類提出、保育園・幼稚園などの内外的な設備・人員的な対応、制度による子育て世代の恩恵を考えると・・・
ぶっちゃけ・・・微妙な感じです・・・。
いろいろ子育て世代向けに「やっている」感じはありますが、「やっている」ほどの恩恵は感じられない・・・。
まあ、私の個人的な感想ですけど・・・。
いろいろ思うところはありますよ
現実的な問題として、保育料の負担が少し減ったからといて子供が増える事はないと思います。
現状の補助金や補助制度を廃止して幼児教育・保育無償化しても結局毎月最低8,500円程度は掛かるんですよ。しかも制服や体操服があったり、各種用度品があったりするとそれ以上に掛かります。
我が子の幼稚園は絵本代とか暖房費とかドリンク代とか・・・諸々月替わりでいろいろ掛かっています。
結局、何だかんだで10,000円/月くらいの感じですかね・・・。
小学校と同じくらいの感じと思えばええんかな・・・。
それらを考えると・・・マジで微妙過ぎる・・・今までのままでもええやんって思うんですよ。
それなら幼児教育・保育無償化に掛かった経費や実費分を子育て世代の税金から控除するとか児童手当に上乗せしてもらった方がまだ金額的に大きいんじゃないかと・・・。
でも少しでも安くなって助かる家庭もあると思います。そりゃ、賛否両論あるでしょう。
私も他にもいろいろ思うところはありますよ。
これ以上言うとひどい愚痴になってしまいますので、これ位に・・・。
以上、私の幼児教育・保育無償化に対する個人的で偏見に満ちた独り言でした・・・。
まあでも安くなって良かったですわ。