「1世帯の金融資産1798万円!過去最高に」という
新聞記事を読みました…。
これ・・・どう思います?
これ位が普通なのか?
現役世代 < 高齢無職世帯 という現実
記事によると、
勤労者世帯の平均は1290万円、
60歳以上で無職の高齢無職世帯の平均は2372万円
高齢無職世帯が私たち勤労世帯の約2倍の
金融資産を保有している感じの数値です…。
ちなみに中央値は1052万円だそうです。
これ位ならあるわ・・・って思える世帯は
どれ位あるのでしょうか?
内容を詳しく見てみると…
この貯蓄の数値がとても気になったので、
総務省の統計局のホームページで詳細を見てみました。
年齢階級別に見ると
40歳未満 562万円
40~49歳 1030万円
50~59歳 1663万円
60~69歳 2484万円
70歳以上 2452万円
となっています。
ちなみに上の平均値1798万円を下回る世帯は
全体の67.6%で、約3分の2の世帯が
平均以下だそうです…。
要は高所得者というか、お金持ちが平均値を
引き上げている感がしますね。
勤労者世帯の私たちの貯蓄は?
勤労者世帯のみの平均は上記の通り1290万円です。
勤労者世帯の貯蓄保有世帯の中央値は741万円だそうです。
しかも勤労者世帯のうち、貯蓄が100万円未満の世帯が
全体の12.4%だそうです…。
そう考えると、貯蓄の世帯分布が貯蓄の低い階層に
偏っているというのも分かる気がします…。
我が家はどうなのか…
我が家なんて…そりゃもう悲惨なもんですよ。
逆に平均値位の貯蓄があれば
住宅ローンを繰上返済するわ!!って事ですよ。
でも、40歳までに500万円位貯蓄を形成していれば
40~49歳 1030万円
50~59歳 1663万円
とみると、10年間で500~600万円の貯蓄って感じです。
年間にすると50~60万円ですね。
月間にすると4~5万円の貯蓄をしていけば
ほぼ平均的な貯蓄が出来ると言う感じですかね。
こう見ると、別に不可能な訳じゃない…。
但し、この考え方は40歳までの資産形成が
大きく影響してきますが…それはそれで…。
そう自分に言い聞かせて、
無理矢理納得している今日この頃…。
他人の財布の中身を気にするよりも
我が家の財布の中身を気にしないと…。