銀行預金では資産が減る時代の到来・・・口座維持手数料検討へ

先日、こんな記事を読みました。

3メガ銀が「口座維持手数料」検討へ マイナス金利で苦境、30年度中にも結論

出典:産経ニュース

銀行の本格的な改革を予見させるような内容です。

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海外では当たり前

日本の銀行において口座維持手数料と言うのは消費者から見れば敬遠される事案ですが、海外の銀行では口座維持手数料が掛かるのが当たり前と言う話もよく聞きます。

銀行にお金を預けておけば安心という考え方は、日本人特有のものだという意見も多いようです。

そもそも銀行業務自体が「信用」で成り立っていますので、消費者が一方的に「銀行は安全だ」と信じ込むこと自体が危険であることは周知の事実だと思います。

海外では銀行が信用できなく、銀行には金を預けないという国も多くあるようです。

銀行は名目価値を守るだけ

日本では、銀行にお金を預けておけば減らないという古い神話のような話が今でも深く根付いている印象を受けます。

例えば銀行に100万円預けていたとします。今の金利ではほとんど殖えませんので、実質金利0%として考えると・・・

現時点で、100万円あると150円のペットボトルのお茶が約66,666本買えます。

しかし、数年後に物価が上昇し、ペットボトルのお茶が1本200円になったら・・・100万円で50,000本しか買えません。

つまり、同じ100万円(名目価値)でもインフレなどにより物価が上昇するとその価値(実質価値)は下がってしまいます。

今の100万円はペットボトルが200円になった場合、75万円の価値しかないという事になります。

銀行の口座維持手数料

すぐに1000万円戻ってくるとは限らない

日本には預金保険制度があり、元本1000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。
ですが、実際に銀行が破綻した場合、すぐに1000万円戻ってくるわけではありません。

普通預金については、預金の払戻し等までにかなりの日数がかかると見込まれる場合、預金保険機構が1口座当たり60万円までの仮払金を支払うことができます。

という条件もつきます。破綻した銀行に同一の預金者が複数の預金等の口座を持っている場合のもありますので、その「名寄せ」作業に時間が掛かったりする場合もあります。そんな時は仮払いとして60万円まで戻ってくる(仮払い)という仕組みのようです。

もし、名寄せに相当な時間が掛かると、いつお金が戻ってくるのか分かりません。「必ず」戻ってくるのかもしれませんが、「いつ」戻ってくるのかは分かりません・・・という感じですかね。

危機管理は家族を守る

実質経済成長率2%程度を政策努力の目標とする国ですが、それを考えるとお金を銀行に預けておくという事は、金利が0%の今の時代では、毎年2%ずつその価値が減っていくという事になります。

口座維持手数料が掛かるとか掛からないとか以前に、毎年価値が2%下がるかもしれないという部分にどう対処するのか、どう対応するのかの方が大切だと私は考えています。

銀行に預けておくと毎年2%価値が減るのであれば、毎年2%以上の運用益(金利、配当金など)を得る方法や、毎年2%以上収入が増える方法を考えるのが常套だと私は考えています。

その手段・方法が投資なのか副収入なのかはそれぞれでしょうが、何かしらの危機感を持って資産を守る姿勢は重要だと思います。