住宅ローン口座の引落を完全自動化したらお金の管理がめっちゃ楽になった件

我が家には住宅ローンがあります。

コツコツ返済しているんですが・・・返済用の銀行口座の稼働率がとても低いんです・・・。

メインの生活口座の予備口座として位置付けていましたが、実はもうほとんど機能していないという感じなんです・・・。

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住宅ローン返済専用の口座

住宅ローン返済用の口座は、もちろんローンを組んだ金融機関の口座になるわけです。

我が家ではこの口座を生活費が足りなかったり急な出費があったりした場合の予備口座としていました・・・があまり使っていないというか・・・ほとんど必要ない状態です。

実際に家計管理をやっていて、しかもそれが結構長い期間であれば年度要因や季節要因などによる生活費の過不足は事前に対応できます。

しかも、生活費に大きな影響を与えるような支出と言うのはほとんどありません。

つまり、予備口座としての機能はほとんど必要ない状態という事になります。

住宅ローン返済の自動化

仕組みを変えて無駄を省く

住宅ローン返済口座の管理については、毎月の返済額以上の残高が常にあれば良いので、そこだけ管理できていれば大丈夫という事になります。

年間にすると100万円程度の返済になりますが、年初や年度初めにその金額を全額振り込んでおくという手段も考えられますが、金額が大きいので家計全体の資金効率が悪くなるという弱点もあります。

今まで我が家では、毎月末の資金移動の際に住宅ローン返済口座に適宜入金して残高を確保していましたが・・・面倒くさくなりました・・・。

そこで、この口座に自動的にお金を振り替え、常時安定した残高を確保する方法を考えました。

自動振替サービスの利用

その方法がネット銀行でよくある「自動振替サービス」です。

毎月決まった日に指定の銀行に指定額を振り替える(振り込む)サービスです。

このサービスを利用することで月末の資金移動時に住宅ローン返済口座の残高を気にして入金したりする手間が省けます。

という訳で、今年から早速設定してみました!

設定内容は・・・

当月分の返済金額 + 半年賦の12分の1

を我が家のプール口座から住宅ローン返済口座へ振り替えるという仕組みです。

我が家の住宅ローンには月々の返済額を抑えるためにボーナス払いも組み込んでいます。

振り替える金額を「当月分の返済金額」に加えて、1年分のボーナス払い(半年賦)額を12ヶ月で割った「半年賦の12分の1」を加算します。

こうすることで、6ヶ月後には1回分の半年賦分(ボーナス支払い分)が貯まる計算になります。

ボーナス払いは1月と7月ですので、今年の1月にはじめた自動振替の6ヶ月後・・・6月にはボーナス分がプールできているという事になります。

ちなみに実際にいただけるボーナスを住宅ローン返済に充てることはありません。

イレギュラーケースを想定して・・・

仕組み的にはこれで完全自動化できるわけです。

しかし、何かしらのイレギュラーケースが発生する可能性があります。

そこで、以下の点について対策をしています。

  • 振替元の口座残高不足
  • 振替処理のエラー
  • 長期休暇等による振替日の大幅遅延

1つずつ見ていきます。

振替元の口座残高不足

これはそのままです。残高不足で振り替えられないパターンです。

実際にはあってはならない事ですが、万が一に備えての対応が必要なります。

振替処理のエラー

こちらも設定ミスを含む予期せぬ処理エラー等の発生です。

設定ミスは、最初の振替で気付きますので、修正すれば問題解決です。

その他にどんな原因でエラーになるかは分かりませんが、例えば銀行側のシステムメンテとか振替実行時のトランザクションエラーとか・・・。

なかなか想定は難しいですが、何かしらのエラーで「振替できませんでした」・・・みたいになる可能性は否定できません。

長期休暇等による振替日の大幅遅延

年末年始や2019年のGWが良い例ですね。

長期的な休暇中は金融機関も振替ができず、予約状態で保留になるケースも想定されます。

その休暇による遅延で支払日に間に合わなかった・・・なんて事も想定できるわけで・・・。

 

以上は人がATMや窓口で事前対処、都度対処すれば回避できる問題ですが、自動化にしていると見過ごしてしまう可能性もあります。

そこで私なりに対策を立てました。

確実に自動化するために

まず、エラーや休暇等で振替日が遅延する事についてです。

これは住宅ローンの引落が月末ですので、お金の振替を月初に設定していれば回避できると思います。

月末の26~30日頃は、土日祝祭日や年末年始が絡むと振込実行日が月明けになる可能性があります。

そこで振替日を月初にしておけば、遅延したりエラーがあったとしても引落日まで半月以上の猶予がありますので、日を開けて再度実行とか、最悪ATMや窓口で十分対応できます。

そして残高不足の対応については・・・。

これはもう簡単です。返済額の1~2ヶ月分多めを最初に入金しておくだけです。

万が一残高不足で振替ができず、更に資金難で月末までにお金が準備できなくても最初に1~2ヶ月多く入金しておけば、その月分ほど猶予ができます。

恐らくこれでほとんどのトラブルを回避できるのではないかと思っています。

自動化にして数ヶ月の感想

こんな感じの仕組みにして数ヶ月経ちますが・・・月末の資金移動が一層楽になりました!

今までは資金の振替額をExcelで自動計算してATMで引き出してお金を分けてATMで入金していましたが、その作業がかなり軽微なものになりました。

それに伴い、家計管理の仕組みも少し変えてく感じになります。

・・・詳しくは整理して改めて記事にします・・・。

今までの管理方法でも十分資産を管理できていましたが、今年からはじめた家計管理の見直しで、より一層簡潔に管理できる仕組みを作れそうです!