マイナンバーカードを家族全員作ってみたけど・・・その利便性は?

2020年になって、そろそろかな・・・という事で、家族全員でマイナンバーカードの申請をしてみました。

現時点で必要性を全く感じていませんが、いざ必要になった時に困らない為に、ちょっと時間的なゆとりがある時に申請してみました。

混雑していなかったのか、3週間程度で発行できました。

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マイナンバーカード申請の手順と準備するもの

そんなマイナンバーカード発行の準備や手順、利便性について簡単にまとめておきます。

申請時に準備するものは

  • 通知カード
  • 顔写真(スマホやパソコンで申請する場合は印刷不要)
  • メールアドレス(送付申請の場合は不要)

となります。我が家はパソコンで申請(オンライン申請)しました。

ちなみに発行されたマイナンバーカードがコチラ・・・

マイナンバーカード オンライン申請 発行手順

個人情報満載なのでマスクします。ご了承ください。

通知カードの準備

まず、マイナンバーカードを申請するには「通知カード」が必要です。

万が一紛失した場合は、市町村の窓口で再発行可能のようです。

この通知カードを送付する事で申請もできますが、印刷された顔写真を準備したり、申請内容を手書きしないといけませんので、家族4人分を・・・となると面倒です。

という訳で、我が家はネット(スマホやパソコン)からオンライン申請しました。

メールアドレスと写真の準備

ネットからの申請は、マイナンバーカード総合サイトから簡単にできます。

マイナンバーカード総合サイト

マイナンバー交付申請画面から

マイナンバーカード オンライン申請

スマホなりパソコンからの申請を選択します。

マイナンバーカード 作り方 発行手順

あとは

  • 申請書ID(半角数字23桁)・・・通知カードに記載
  • メール連絡用氏名
  • メールアドレス
  • 生年月日
  • 電子証明書の発行希望有無・・・選択
  • 氏名の点字表記希望有無・・・選択

を入力して、スマホなどで撮影した顔写真をアップして申請終了です。

我が家は家族4人分を申請しましたが、スマホで顔写真を撮影していれば、入力時間は10分ちょっとです。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

マイナンバーカードのオンライン申請は簡単!

メールアドレスは1つでも大丈夫!

ちなみにメールアドレスは1つでも大丈夫です。

ただ、一人ずつ申請完了メールが届きますので、万が一問題があった場合に備えて

「どのメールが誰の申請完了メールなのか」

だけは分かるようにしておいた方が良いです。

ちなみに我が家は家族それぞれのメールアドレスで申請しました。

マイナンバーカード発行の手順と準備するもの

我が家の場合は申請から3週間弱で市区町村から交付通知書が送付されてきました。

その通知書に受取場所が記されています。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

まあ、概ね居住地近郊の役所という事になるんですが・・・。

そこにマイナンバーカードを取りに行くんですが、必要な物がいろいろと・・・。

  • 通知カード
  • 交付通知書
  • 本人確認書類
  • 暗証番号・・・最小2つ、最大4つ準備

以上を準備して平日の開庁時間に役所に行って発行してもらいます。

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本人確認書類は運転免許証、子供の場合は・・・

まず本人確認書類ですが・・・まあ、大人は運転免許証とかパスポートで大丈夫です。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

問題は未成年の子供です。

我が家には幼稚園の小学校の子供がいます。

この場合は、

  • 子供の本人確認書類(写真付き又は2種類)
  • 法定代理人の親の本人確認書類が2種類

が必要になるみたいです・・・多分地域差はありません。

親(法定代理人)は運転免許証とパスポートや健康保険証など準備はできると思います。

 

ふぁさぞう
ふぁさぞう

子供の本人確認書類は?

という感じなんですが、子供の本人確認書類も顔写真がついていないといけないとか、顔写真がない場合は2種類必要とか・・・。

我が家の場合は、子供の健康保険証と福祉医療費受給者証、銀行の預金通帳とキャッシュカードを持参しました。

結果的には子供の健康保険証と福祉医療費受給者証の2つでOKとなりました。

認められる本人確認書類は上記マイナンバーカード総合サイトや「交付通知書」に具合的に書いてありますので、忘れず確認を!

子供同伴で行かないといけない

ちなみに子供の場合も「親が代理で来ました」はダメなようです。

必ず子供本人と親(法定代理人)がいっしょに行かないと受け付けてもらえないみたいで・・・。

申請者が15歳未満とか成年被後見人とか、代理が任意代理人とか、条件によって発行時に必要な書類が変わってきたりしますので、詳細は送られてくる交付通知書をよく読んでください。

親も仕事が忙しいからなどの理由で代理人に交付を・・・というのもNGだそうで・・・。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

・・・そりゃ分かるけど・・・

だったら普通に仕事している人が多いんだから、交付受付時間が平日の開庁時間だけとかはダメでしょ?

平日は夜8時までにするとか、土日祝祭日も交付するとか・・・一般庶民に合わせた交付方法を考えないと・・・って思いました。

市町村や地域によっては交付受付時間帯に差があるかもしれません。詳しくは「交付通知書」で確認してください。

ちなみに我が家は子供の学校が早く終わる日を選んで夫婦で平日に仕事を休んで行きました。

暗証番号は複数必要!

そして、発行時にタッチパネルでマイナンバーカードの暗証番号を登録するんですが、

  1. 署名用電子証明書暗証番号・・・英数字6文字以上16文字以下
  2. 利用者証明用電子証明書・・・数字4桁
  3. 住民基本台帳・・・数字4桁
  4. 券面事項入力補助用・・・数字4桁

の4つの暗証番号が必要となります。

申請時に「電子証明書の発行を希望しない」にした場合や15歳未満の場合は1は設定できません。

ちなみに2~4は同じ数字4桁の暗証番号でもOKですので、面倒であれば同じにすれば良いと思います。

発行時に上記暗証番号が必要になりますので、事前に決めておくと良いでしょう。

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マイナンバーカードの発行完了!

以上の手続きでマイナンバーカードが発行されます。

これで一安心と思ったんですが・・・発行すればそれですべて終了!という訳ではありませんでした・・・。

マイナンバーカードは更新が必要

何と!・・・知らなかった私が問題なんですが・・・マイナンバーカードは運転免許証と同じように更新する必要があります。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

全く調べていなかったので・・・発行時に知ってビックリ!!

マイナンバーカードの有効期限は10年、電子証明の有効期限は5年という・・・。

更に20歳未満のマイナンバーカードの有効期限は5年・・・。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

・・・カードが10年で電子証明が5年?・・・何の嫌がらせ?

みたいな・・・ちょっと意味不明・・・。

例えば電子証明が5年で有効期限が切れてもマイナンバーカードは有効だけど、10年してマイナンバーカードの有効期限が切れたら電子証明を更新して有効期限が残っていても電子証明も無効になるという・・・。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

マイナンバーカードという土台に、電子証明が乗っかってるってイメージ?

今後、健康保険証や運転免許証もマイナンバーカードに乗せるとなるとこれと同じで、マイナンバーカードは10年、電子証明は5年、健康保険証は1年、運転免許証は3年or5年とかみたいになるんでしょうかね?

まあまだよく分かりませんが、そんな感じがします。

ちなみに20歳未満の子供は成長と共に顔も変わるという事で、マイナンバーカードの有効期限も5年になっているそうです。

つまり・・・現時点では・・・電子証明が必要であれば5年毎に更新しろという事です。

住所変更時はカードと役所両方に届出

そして、転勤や転居で住所が変わる時は、

  1. 役所で転出、転入届を出す
  2. 転出、転入届とは別にマイナンバーカードの券面更新手続きが必要

という感じに・・・。

上のマイナンバーカードの画像の右下の白い部分に変更内容が印刷されるらしいです・・・要は運転免許証の裏側みたいな感じで、印刷なり手書きで変更内容が加えられるそうです・・・。

まあ、マイナンバーカードの券面に名前や住所が印刷されていますから変更があれば書き換えないといけない・・・仕方ないですね・・・。

紛失したら手続きが大変!

万が一、マイナンバーカードを紛失したらどうなるか・・・。

その手順も載っています。

  1. 個人カードコールセンターへ電話する
  2. 警察署に行き遺失届出を出して受理番号をもらう
  3. 受理番号を持って住所地の市民課に届け出る

という3段階の手続きが必要だそうです。

クレジットカードのように専用窓口に電話すればOK!・・・という具合にはいかないようですね・・・結構手間です。

電話+警察署+受理番号+市民課・・・

土日祭日、GWや年末年始など役所が休みの期間に紛失した場合はかなり大変そうですね・・・。

マイナンバーカードのメリット

そんなマイナンバーカードを発行するメリットは何でしょうか?

マイナンバーカード総合サイトに書いてあります!

マイナンバーカード1枚でできること

個人番号を証明する書類として
マイナンバー(個人番号)の提示が必要な様々な場面で、マイナンバー(個人番号)を証明する書類として利用できます。

各種行政手続きのオンライン申請
マイナポータルへのログインをはじめ、各種の行政手続きのオンライン申請に利用できます。

本人確認の際の公的な身分証明書
マイナンバーの提示と本人確認が同時に必要な場面では、これ1枚で済む唯一のカードです。
金融機関における口座開設・パスポートの新規発給など、様々な場面で活用できます。

各種民間のオンライン取引に
オンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引に利用できるようになります。

様々なサービスを搭載した多目的カード(※)
市区町村や国等が提供する様々なサービス毎に必要だった複数のカードがマイナンバーカードと一体化できます。

コンビニなどで各種証明書を取得(※)
コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。

※ 市区町村によりサービスの内容が異なりますので、詳細はお住まいの市区町村にお問い合わせください。

出典:マイナンバーカード総合サイト

まず、マイナンバーの証明は通知カードでもできますよね。それにまだマイナンバーが必要な場面なんてほとんどありませんし・・・。

身分証とかは運転免許証や健康保険証、パスポートなどいろいろありますので、そんな増えてもあんまり嬉しくない・・・。

オンライン取引とかは・・・今も別に不便だと思いませんので特に・・・。

市町村や国の様々なサービスを受けられるとは言っても・・・現時点でどんなサービスが受けられるのか・・・特に必要な物もないような・・・。

コンビニなどで各種証明を発行できるのは便利なんでしょうが・・・そういう証明書が必要な時は概ね役所の他の部課にも行かないといけない場合が多いので、いずれにしても役所に行く事になるのでその時にいっしょに発行してもらえば・・・って感じで・・・。

それに年間何回証明書が必要になる?って感じで・・・。普通に生活していれば年1回あるかないかのような・・・どちらかというとほとんど利用しない機能かなと・・・。

むしろマイナンバーカードを作るのだから、証明書無くてもマイナンバーで代用できるんじゃね?って思うところも・・・。

あと、e-Taxで確定申告ができるなんてのもありますが、マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタが必要で、その購入に2~3,000円掛かるという・・・。

税金納めるために支出するという・・・貧乏人の私には到底理解できない感じで・・・。

何だかメリットなのかデメリットなのか・・・現時点(2020年2月時点)では我が家にとってはあまり必要ないカードかな・・・という感じで・・・。

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マイナンバーカードで気になる事・・・

マイナンバーカードを発行すると専用のカードケース?袋(ペラいビニール)をもらえるんですが、マイナンバー部分やその他諸々・・・3か所がグレーでマスクしてある袋なんですよね・・・(袋に入れるとマスクされ見えなくなる)。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

・・・これ・・・袋から出したらダメって事?

みたいな感じで・・・そんな普段見えちゃいけないものが券面にいろいろ印刷してあって大丈夫なの?って不安になります。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

何かもうちょっと・・・何とかならんのか?

って感じです。まあこれは個人的な感想ですが・・・。

マイナンバーカードは作るべきか?

年に1回くらい出番があるかもしれませんが、恐らく我が家ではお蔵入りする感じで・・・多分、使わないカード類と一緒に部屋の奥の引き出しの中に・・・。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

じゃあ、マイナンバーカードは作っても意味ない?

ってことは・・・ありません!!

人によっては利用頻度が高くとても便利なものになっているという話しも聞きます。

これから資産運用をはじめたり(銀行や証券口座を開設したり)、引っ越しや転居などで定期的に居住地が変わったり、e-taxで確定申告する人などにとっては、とても便利なカードなのかもしれません。

現時点ではたまたま我が家にはあまりメリットがなかっただけで・・・。

今後、様々な行政サービスや証明などが搭載されれば、それに伴い利便性もどんどん増していく感じなのかなと思います。

個人的には運転免許証と健康保険証を早くマイナンバーカードに統合してほしいですね。そうなればそれこそカード1枚でって感じになります。

結局、今後のサービスの拡大次第で「とても便利」というよなってくれるよう、しっかり活用範囲を広げてほしいものです。