我が家の貯蓄を真剣に考えるシリーズが続いています…。
今回は「老後資金」です。
まず前提として、
今となってはもらえるかどうかすら分からない年金と
20年後にもらえる保障の無い退職金、
この2つが無ければ、基本的に無理です。
飢え死に必至です。
老後に必要な資金は
仮に年金も退職金も無しとした場合、
一般的に老後の生活費は月平均約24万円と言われています。
60歳から平均寿命(85歳)まで生きると仮定すると
24万円×12ヶ月×約25年=7,200万円
今から60歳くらいまで約20年間働いたとすると
7,200万円÷20年=360万円
年間360万円、毎月30万円の貯蓄が必要となります。
貧乏世帯の我が家に・・・できるかーーーーー!!
という訳で、年金・退職金無しでは無理です。
70歳まで働いて退職金あり年金ちょびっとなら・・・
じゃあ、どうする?って事になりますが、
70歳までバリバリ働きます…。
すると…老後資金は平均寿命まで生きると仮定すると
老後(無職)が10年減るので
24万円×12ヶ月×約15年=4,320万円
仮に退職金が出たとすると…。
2015年4月に日本経済団体連合会が発表した「2014年9月度 退職金・年金に関する実態調査結果」によると、標準的に進学し、学校卒業後ただちに入社し、その後標準的に昇進・昇格した者(管理・事務・技術労働者ー総合職)が60歳で定年退職した場合の退職金は、大学卒2357.7万円 高校卒2154.9万円です。
と言うことなので、
平均的に言えば2300万円位ですかね?
老後生活費4,320万円-2,300万円=2,020万円
そして、年金も夫婦二人で月額5万円位でも出るとすると…。
・・・ありえないかな・・・。
5万円×12ヶ月×約15年=900万円
2,020万円-900万円=1,120万円
退職金が出て、年金も70歳から夫婦二人で月額5万円貰えたら…
今から70歳までバリバリ働くと
1,120万円÷30年=37.33万円
年間37.33万円、毎月3.11万円の貯蓄が必要となります。
これでギリですね…。
60歳で仕事やめて「楽しい老後」ってのは
まずありえません…。
動けなくなるまで働いて稼がないと生きていけません・・・。
しかし、平均寿命以上に長生きしたらアウトです…。
ここまでくると長生きはもう罪ですな…。
この見積も甘いかもしれませんが、
これ位は夢見させてください…。
という訳で、
我が家の収入では絶対に無理な「老後資金」を
無理矢理貯蓄できると仮定した場合の
貯蓄目標です…かなり無理がありますが…。