前回からの続きです。
我が家の生活防衛資金を考える際に必要になるのが
我が家の資産(貯蓄)です。
基本的に我が家では貯蓄全部を生活防衛資金とは考えていません。
我が家の資産(貯蓄)の推移
生活防衛資金の考え方は前回の記事の通りです。
実際に我が家の貯蓄の推移を見てみましょう。
2015年1月から2015年6月までの貯蓄の推移です。
横軸が年月で、各月の月末の金額を集計しています。
縦軸の金額は消していますが…。
出してもいいんですが…このブログは家族は勿論、
兄弟や友人、知人も知っており、身バレ済みなので…
あまりにも赤裸々に公開するのもちょっと…
という訳で、申し訳ございませんが
金額だけは消させていただきました。
でも雰囲気は分かると思います。
貯蓄グラフの説明
グラフの説明です。
薄緑色・・・使わない資産…緑資産 と呼んでます。
薄赤色・・・家計簿上の資産…赤資産 と呼んでます。
水色・・・生活防衛資金…青資産 と呼んでます。
全て流動資産です。
そして
緑点線は最低限確保したい貯蓄ラインです。
いわゆる貯蓄の下限です。
青資産がこれより少なくなると
我が家の家計は破綻寸前のピンチ状態です。
赤点線は赤資産が常に上回りたいラインです。
この赤点線以上部分の赤資産は比較的自由に
使う事ができる資産となります。
勿論、住宅ローンの繰上返済も含めて。
緑点線は毎月一定額切り上げています。
最終的に緑点線は生活防衛資金の目標額
480万円で固定となります。
上の子供が小学校に進学するまでに貯めるのが目標です。
それに合わせて緑点線を切り上げています。
…ただ、繰上返済もしたいので…どうなることか…。
赤点線もそれに合わせて相対的に切り上げています。
緑資産(使わない資産)は増え続ける
グラフの緑資産ですが、
左端に青棒線があります。
これは2015年1月時点での緑資産部分の残高です。
これが2015年6月には
青棒線(2015年1月時点の貯蓄)
+
ピンク棒線(2015年6月時点で増えた貯蓄)
となっています。
どう言う事かと言いますと、
ピンク棒線=積立+制度手当等+貯蓄性保険等+運用原資+運用損益
と言うことです。
半年でピンク棒線部分ほど緑資産が増えていると言う事です。
青資産や赤資産は使ったり貯めたりで、減ったり増えたりしますが、
貯めるだけの緑資産は運用損益に関わらず
基本的に増え続る仕組みを作っています。
運用の資金と損益はリスク、リターンの把握が大切
この緑資産は元本保証で増えるものと、
運用損益が出るものとを組み合わせています。
ゼロ < 元本保証での益分+運用損益
であれば資産が減る事はないので、
・・・まあ、そんな事は当たり前なんですが・・・
その発想で、しっかりとアセットアロケーションを考え、
ポートフォリオも自分なりに納得のいくもので組んで、
リスクとリターンを計算し、
最低でも元本は確保できる仕組みを考えました。
とは言っても、運用なので「絶対」はありませんが、
その為のリスク計算・管理で、
最悪の場合の「引き際」もしっかりと決めていますので、
よほどタイミングを逃さない限り、
緑資産が減る事は無いと思います。
ちなみに今回のギリシャ問題や中国株暴落でも
運用部分はプラスのままです。
この辺の資産運用については
・・・私自身もまだ勉強中なので、どこまで記事に出来るかは
分かりませんが、機会があればまた改めて
記事にしてみたいと思います・・・。
複雑そうだけど、実は管理は楽で簡単です
緑資産・・・使わない資産
赤資産・・・家計簿上の資産
青資産・・・生活防衛資金
のように資産を分けて管理して、面倒くさそうですが、
金融機関・口座単位で分けているので、実は管理は簡単です。
…一応、「念には念を」という事で、
金融機関の破綻も考慮して、金融機関も口座も複数に分けています。…
管理方法は
緑資産は3~4ヶ月に1回入金又は自動振替。
青資産は半年に一度(年2回)調整(主に入金or振込・振替)するだけ。
赤資産は毎月管理。
緑資産はもうほとんど自動的なので、手間は掛かりません。
青資産は半年に一度の調整だけ(6月と12月の年2回)なので、
上のグラフの通り、半年間は入出金はありません。ほぼ放置です。
赤資産の家計簿上の資産の毎月管理はみなさんもいっしょだと思います。
我が家は基本的に月に1回、金融機関に行きます。
同時に複数の金融機関に行きますが、
平日昼休みに15分もあれば全て回る事ができます。
利用している金融機関の窓口やATMの立地条件の良さも
管理を楽にする要因ですね。
それでも多い時は月に2~3回金融機関に入出金に行きます。
まあそんな事は年に1回程度ですけどね。
これ位は別に「手間」ではありません。
逆に家計のメインで使っている口座以外は
あんまりキャッシュカードを使わないので、
引き出す時の暗証番号を忘れている事が多い事が難点です…。
長々と書きましたが、
これが我が家の資産(貯蓄)の推移と管理です。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
また改めて時間を見つけて
もう少し細部を詳しく説明できればと思っております。