6月末時点で我が家の資産構成は大きく崩れました。崩れた要因は様々ですが、残念ですが最終的に管理している私の責任ということになるのは間違いありません・・・。
今春からの収入減と支出増で家計の再構築を考えていた我が家にとっては、この崩れた資産構成も変わってきた収支もちょうど建て直しの時期だったのだという事で、むしろ積極的に受け入れて新たなステージに向けた改革をしていきたいと思っています。
我が家の基本的な投資理念
まずは、かなり多い現金預貯金を適正な割合に戻す為に、投資・運用の部分から考えていきます。考えるとは言っても・・・もうほぼ答えは出ています。
今後の我が家の基本的な投資理念と言いますか、投資方向は
・現在までの積立投資を縮小、継続し、新たな積立を加える
・分散投資の「分散」を限定する
の2点となります。この方向性は、過去2~3年の運用状況から判断して決めました。具体的にそれぞれを見ていきます。
積立の縮小、継続、新規積立
これは単純に資金の問題です。収入減と支出増により家計が逼迫しておりますので、積立投資資金を少し縮小します。ちなみに縮小する部分につきましては既に積立停止、全部売却をしました。(詳細は改めて記事にします)
そして新規積立ですが、縮小したのに新規で積み立てるの?っていう矛盾が生じます。その矛盾の答えは、先日の記事の通りです。
ボーナスや手当金、給付金、支給金のような一時金、非継続的な収入については、全額使いません。全額預貯金して終了と言う事になります。
ですが、多くの現金預貯金を保有することのリスクを避ける為に、投資準備金として使うという事、そしてその準備金を使って実際に投資するという事です。
毎月の給与所得からの積立貯蓄の中の積立投資とは別の話で、余剰金を投資すると言う話になります。
分散投資の「分散」を限定する
これはそのままの意味です。通常、投資の基本としてリスクを分散する為に相関関係にある商品に投資したりします。これはリスクを軽減させるというメリットがある反面、利益獲得のチャンスを逃す可能性もあります。
いわゆるバランスファンドなどが良い例で、広く様々なアセットクラスに投資しています。これを良しとする事もできますが、実際いらないアセットクラスへの投資を出来る限り省いて、リターンが期待できるアセットクラスへの投資を積極的に行なった状態を我が家では作り出したいと考えています・・・。
何か遠まわしで分かり辛いので、ハッキリ書きます。アセットクラスに日本株式、日本債券はほぼ必要ない。ついでに債券クラス自体、ほとんど必要ないと考えています。
ザックリと言えばこんな感じです。具体的に個人的に考えている根拠がありますが、話が長くなるので省きます・・・。勿論私と反対の考え方の人も沢山いらっしゃると思います。賛成、反対両方あって当然です。将来どうなるか・・・正解が分かっていれば、みんな同じものに投資します。
将来どうなるか分からないから、自分で調べて、自分で分析して、自分で考えて、自分の納得いくアセットアロケーションを組みます。私の考えているアセットアロケーションは、かなり偏った感じに思われるかもしれませんが、私にとってはそれが理想となります。
分散投資だからと言って、あらゆるアセットクラスに投資しなければならないという理屈はありません。リスクをしっかり理解した上で、納得できるアセットアロケーションであればそれで良いと考えています。
詳しいアセットアロケーションはまた後日公開します。
自分で納得できるか
投資とは誰かの意見や誰かの指示で行なうものではなく、自分の考え、自分の判断で行なうものだと思います。そのために必要な勉強をしたり、投資しながら力をつけていきます。私も同じで、何年も勉強しながら投資の経験を積んで現在に至っています。
必ず儲かると言う投資方法はありません。損得を繰り返しながら自分が納得できる状態にどうやって近づけるのか・・・その手法は自分次第・・・って感じですかね・・・。