先日の児童手当の貯蓄状況の記事の時にも少し触れましたが、大学進学の教育資金の準備は「確実」でなければなりません。
その為、投資という選択肢は除外していました・・・。
しかし、今後の見込めない収入増やインフレリスクを考慮すると完全に投資という選択肢を除外するのもそれはそれである種のリスクと思う部分もあります・・・。
現状のベストと将来的なベスト
我が家の教育資金の準備方針としては、
- コツコツ積立
- 学資保険
が基本です。これを子供が生まれてた時から継続しています。
現状ではこれがベストだと思っていますが、将来的にはと言われれば・・・分かりません。
既に収入が増えなくなっている現実と、将来的なインフレなどを考慮すると、その差分を補うという意味で資金の一部を投資に充てるという選択肢を完全に否定できない状況になってきているという感じでしょうか?
投資の不確実性
教育資金は決まった金額が決まった期間に必要になりますので、貯蓄にはとても向いていると思います。
逆に投資となると、その必要な時期に元本以上を確保できているのかどうかの保証はありません。
たまたま必要な時期にリーマンショックのような大暴落が起こり、大きく元本割れしてしまう可能性もありますし、逆に予想以上の運用益を確保できる可能性もあります。
そういう「不確実性」が教育資金には向いていないとずっと考えていました。
資金の性質や目的が違いますが、老後資金や長期的なインフレリスクに備えて教育資金以外は投資しているという事実があります。
それに加え、現状の収入減でどこまで教育資金を確保できるのか不透明な部分もあります。
そこを補うために手段の1つとして「投資」を考えてしまう・・・そういう意味で投資を完全に否定できなくなっているという感じです・・・。
投資するなら投資信託が良いと思う
もし教育資金を投資すると仮定した場合、教育資金は長期投資になりますので、恐らくはインデックスファンドへの投資が一番良いのではないかと個人的には考えています。
現在の教育資金以外の投資スタイルと変わりませんが、やはりインデックス投資が一番理想的で運用効率も良いと思います。
出口戦略と逃げる準備を明確に
インデックス投資と言えば、NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAなどもありますが、私個人としてはジュニアNISAは選択肢にありません。
ジュニアNISAを選択しない理由は18歳まで払出不可・途中解約によるリスクなどを考えると非課税メリットと引き換えに運用損益に関係なく資金を長期間拘束されるだけという印象が強いです。
であれば、NISAやつみたてNISA、特定口座で積み立てて、1年後、5年後、10年後・・・子供が18歳になる前にある程度リターンを確保できた時点で現金化したり、大暴落の可能性があれば、または暴落がはじまったら一旦資金を退避させ、可能な限り元本割れを起こさないようにするという柔軟な対応ができる仕組みを利用すべきだと考えています。
老後資金とかのように使用時期を自分で調整することができるものは別ですが、教育資金は必要になる時期が決まっています。暴落して元本割れしているからもう数年待ってから・・・とかできません。
もし教育資金を投資に充てるなら、そういう「元本を高確率で確保できる戦略」を練ってから投資するという感じになると思います。
あくまで選択肢の1つ
以上は私個人の偏見と我が家の家計管理方針に基づく考え方です。
ジュニアNISAについても利用方法、活用方法は様々だと思います。
私のように子供の大学費用と決めつけて運用方法を考えるのは、かなり偏った見方になると思います。
私の考え方が正しいかどうかよりも教育資金の準備方法の1つとして投資という選択がみなさんにあるのかないのか、あるのであればどう活用するのかを考える参考になればと思い、今回記事にしてみました。
じゃあ、私が教育資金を投資すると仮定すると・・・現在の積立投資に、教育資金のごく一部をプラスする・・・って感じになると思います・・・。
実際にやるかどうかは・・・もっとよく検討する必要があります。
う~~~ん・・・教育資金の準備って・・・難しいですね・・・。