子供たちの入学、進級イベントの真っ只中、例の通知が届きました。
固定資産税です。
平成30年(2018年)は3年に1度の固定資産税の評価替え年度です。
さて、我が家の税額はどうなったんでしょうか・・・。
順当にいけば下がるはず!
国が発表するイマイチ根拠の分からない景気上向きに反して、実生活は徐々に苦しくなっています。
少子高齢化も進み、空き家も増えて人口減少に拍車がかかる状態で、私が住んでいるような田舎では土地の評価額が上がるはずもありません。
建築資材については価格変動があるでしょうが、築後の経過年数を考えればこちらも上昇する余地はないと思っています。
ですので、普通に考えれば税額は下がるはずです。
固定資産税額は・・・
普通に考えれば絶対に下がる!という予想で、早速通知書を見てみました。
結果は・・・税額が下がりました!・・・まあ、当たり前ですよね。
もしこんな田舎の固定資産税額が上がっていたら、都会なんてそりゃもう大変な事になりますよ。
通知書の中には評価替えの案内があり、地価は公示価格によりますが、家屋については建築形態に関係なく資材価格が上昇しているけど、評価額は据え置いているよ・・・って書いてありました・・・。
・・・そうなんですね・・・としか言えない・・・。
空き家の整理
同じく通知書と一緒に「所有している空き家や家屋の整理」についての書類も入っていました。
空き家の管理、対策、相続、再利用につていなどです。
人口減少の影響を最初に受けるのは高齢化の進んでいる地方でしょう。同時に空き家も増えていきます。
空き家もうまいこと再利用や再開発されれば問題ないんでしょうが、現実的にはそうなる、そうできるのはごく一部だけだと思います。
我が家の周りにも空き家が数軒あります。以前はかなりの数の空き家や休閑地がありましたが、今は造成されて新しい家が続々建っています。
おかげで高齢者ばかりだった近所に若い人たちがたくさん住みはじめました。
しかし、我が家の周りにはまだまだ高齢者の方がたくさんいらっしゃいます。これから5年、10年後にはどうなるんだろう・・・と、ふと考える事もあります。
空き家バンク制度、リバースモーゲージなど、これから増えるである空き家の対策はいろいろあります。
高齢者の方や相続される方がそういう制度やサービスを知り、自分たちに合った対策を選ぶための下地は徐々にできているように思いますが、当人たちの認識がどうなのかとか、コストとリスクを正しく理解できるのかとか、問題もまだまだ多いようです。
私たちはまだ?40代で、住宅ローンもしこたま残っていますが、少なくとも自分たちの子供や地域に迷惑を掛けないようなランディングをしたいと思っています。