小学校の家庭訪問って営業マンの挨拶回りといっしょ?

4月も中旬が過ぎました。この時期になると・・・家庭訪問の話が出ます。

玄関先での10分弱の会話をするために先生が生徒宅を訪れるというお決まりのイベントです。

私が子供のころと違って今は家庭訪問がかなり変わってきているのは実感としてあります。

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昔の家庭訪問は「ガッツリ」だった

40代の私が子供のころの家庭訪問と言えば・・・そりゃ一大イベントでした。

部屋を掃除してお茶やお茶菓子を準備して・・・普通に先生と親が30分以上も話し込んでいました。

時々私も同席していましたが、私の学校での様子や家庭での様子などなど・・・いろいろ聞いたり聞かれたりって感じでした。

小学校の家庭訪問

今の家庭訪問は先生の顔見せ程度?

時代は流れ私にも子供が・・・そして小学生になりました。

家庭訪問と聞くとそういう私の子供時代の事を思い出していたんですが・・・今は全く違います。

先生が玄関先で5~10分程度、学校の事や世間話をして終了。

お茶やお茶菓子を準備していても召し上がることはない感じです。

なんか・・・新規に入社したり異動してきた会社の営業マンの挨拶回りみたいな感じです。

ぶっちゃけ玄関先での軽い話程度なら無理して家庭訪問しなくても電話でもいいんじゃないの?って思ってしまいます。

家庭訪問を廃止する学校もある

昨今の家庭は共働きも多く、ほんの数分の為に会社を休んだり仕事を抜けることに大きな抵抗を持っている親も多いとか聞きます。

そういう事情を反映して家庭訪問を廃止する学校も増えてきているとか・・・。

・・・ついでにPTAも廃止にするかやること減らせばいいのに・・・。

しかし、家庭訪問を廃止する事のリスクも唱えられたり・・・。

家庭訪問で親を知ることで児童の家庭環境が分かったり、いわゆるモンペになりそうな親を事前に把握できるとか・・・。

玄関先5~10分でそれが判断できるとは!・・・教師よりの敏腕営業マンになれそうですけどね・・・。

玄関先のちょっとした会話から何をどう判断するのか・・・個人的には疑問が残ります。

それに学校と生徒と家庭を繋ぐ役割のある担任が家庭訪問をすることで何か起きた時にスムーズに対応できる関係を築けるとか・・・。

家庭訪問をすることでいじめや虐待に適切に対応できるようになるということですかね?・・・これにも疑問は残ります。

意義を求めなくても・・・

別に私は家庭訪問を否定しません。ほんの数分でもいいですよ。先生と話しますよ。

でもそこに何かを求めたりはしません。だって玄関先で数分ですよ。下手すりゃ話し上手な営業マンの方が長く居座りますよ。

何の為にとか、目的とかどうでもいいです。

単純に新しく担任になった先生の顔見せ・・・挨拶回りでいいんじゃないでしょうか?

仕事の都合がつかなければ「電話でちょっと話す」でもいいんじゃないでしょうか?

親は学校にいろいろ求めすぎるし、学校もいろいろ理屈を捏ねたがる・・・。

無理に「家庭訪問」の意義を求めなくてもいいんじゃないでしょうかね?

機会は他にもいろいろある

別に家庭訪問じゃなくても参観日や我が子の小学校では年に2回、個人面談もあります。

その時に先生とはゆっくり話せますので、家庭訪問はもう風物詩と言うか・・・なんとなくって感じの・・・イベントにならないイベントって感じです。

以上はあくまで私個人の家庭訪問に対するイメージですので、中には家庭訪問に全力投球!って方もいらっしゃるかもしれません。

それはそれで良いと思います!

どう感じ、どう接するのかは各自の自由だと思いますので、それぞれの思いで家庭訪問の日を迎えればいいのかな・・・と思っています。

・・・最近、私の小学校に関する記事がトゲトゲしいなって感じで・・・何か病んでるのかな?・・・別に小学校に不満はないんですが・・・気にせず軽く読み流してください。