子供の才能に気付くことができるのか?

運動会や遠足、参観日なども終わって・・・子供たちの学校、幼稚園の大きな行事も少し落ち着いてきました。

しばらくは行事に振り回されることのないゆったりした日々が過ごせそうな予感・・・。

そんな折、子供が学校からあるものを持って帰りました・・・。

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表彰状という代物

先日、子供が学校から「表彰状」なるものをもらって帰ってきました。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

えっ!表彰状?

・・・何とも久方ぶりに聞く言葉です。

一体何の表彰状なのか・・・?

どうやら学校全体で応募した作品展のようです。

市内で開催されたコンテストらしいのですが・・・学年で数人表彰されたとのこと。

そのうちのひとりが我が子だったという・・・。

そりゃ、ここぞとばかりに褒め称えましたよ。

子供の表彰

先生からのコメントが・・・

そして、連絡帳に今回の表彰の旨が書かれていたんですが・・・その内容が・・・

おたくの子がコンテストで賞を取ったよ。そして市の代表の作品になったよ。おめでとう・・・。

みたいな感じで・・・なにこれ?意味不明・・・。

市のコンテストで賞を取っておめでとう的な感じなんか、それで賞を取ったから市の代表として今後何かあるんか・・・分かりません・・・。

もちろん子供もあんまり理解していないし・・・。

とりあえず賞を取ったから良かったねって事で・・・。

夢中になれる「何か」

今回の子供の表彰について、学校から応募する際の先生からの事前のコメントとして、子供が昼休みなどの休み時間も一所懸命になって作業していた旨が書かれていました。

それだけ「夢中」になれるってとても良い事じゃないかと思うんです。

遊ぶ時間よりもそれをやっている方が楽しいとか、それだけ集中できるとか・・・。

学校生活ではまずは勉強にプライオリティをおきますが、学校で子供にできる事、やっている事は勉強だけとは限りません。

私生活においてもそれは一緒で、さまざまな事を体験、経験できるチャンスはいくらでもあります。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

子供が何に興味を持ち、何をやりたがるのか・・・。

大人の色眼鏡でいろんな偏見や制約が加わると、子供に与える体験や経験のチャンスも減っていくように思います。

私は個人的に学校の勉強はほどほどで良いと思っています。

それよりも自分の意思で自分のやりたい事や頑張りたい事を見つけるチャンスをできる限り与えてやりたいなと思っていますが・・・なかなか難しいですが・・・。

親こそ柔軟になれ!

ぶっちゃけ、今の・・・いや、何十年も昔からの・・・日本の画一的な教育では子供たちが自分の将来像を描くことは難しいと思います。

学校(学歴)が全てという教育方針は、高度成長期における大量生産・大量消費の時代だったからこそ何となく成り立っていたわけで、今後の日本では・・・いや、既に・・・あまり役に立たないと思っています・・・あくまで個人的な見解ですが・・・。

既に私たち40代が受けてきた教育は通用しないし古すぎる。だからこそ、子供以上に親が柔軟になる必要があると思っています。

我が子が社会に出る頃には、学歴だけでできる仕事なんてほとんど残っていない可能性があります。

いわゆる会社という組織に組み込まれることすら無くなっているかもしれません。働き方も今とは全く違う形になっている可能性もあります。

実際どうなるかなんて誰にも分かりません。

だからこそ、どういう時代になっても我が子には自分で考え判断し行動できる人になって欲しいと思っています。

それはやはり日々の本人の体験や経験から培われていくものだと思っています。

今回のように賞を取った事は本人の自信にも繋がりますし、興味の主体となる可能性もあります。

そういう小さなチャンスの芽を子供の為にどう活かしていくのかを私は考えて行動していきたいと思っています。

・・・まあ、そんなに簡単な話じゃないですけどね・・・やはり理想と現実のギャップもありますし・・・それが親の色眼鏡やねんって話もありますが・・・。

今回の子供の出来事で、親としては改めて子供の道標となるべき行動について考えさせられました。