前回の続きです。
運用管理やリバランスに翻弄され、
必要以上に手間の掛かる資産運用から
手間無しらくちん資産運用に
運用方針を変更すべく、7~8月にいろいろ
検討してきました。
その結果、バランスファンドを利用するか
真似ると言う手段をとることにした我が家でした。
バランスファンドの比較検証結果
そんなこんなで、バランスファンドを
徹底比較してみました。
いろいろ検討した結果、
SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)
これがアラフォーの我が家には合っている感じがします。
投資割合も株式40%、債券40%、REIT20%と
バランスが良く、新興国への投資がないので、
リスクを抑えて比較的安定した投資が出来そうだな
という印象です。
このアセットアロケーションを参考に
自分に合う・・・好みの?・・・
アセットアロケーションを検証してみました。
実際に決めたアセットアロケーションは
どうなったのでしょうか。
アセットアロケーションの検証
2015年7月までのアセットアロケーションと
運用状況は
の記事の通りです。
7月までのアセットアロケーションの
株式、REIT比率を下げて債券比率を上げる。
そんなイメージのバランスファンドを比較して、
我が家に合ってそうなものとして
SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)
を候補に挙げました。
これ1本でも良いかなと思ったのですが、
ただ・・・
・・・信託報酬が少し高いのが気になります。
更に・・・個人的には国内REITは不要かなと・・・
あと、新興国の株式かREITをほんの少しだけ
組み込まれても良いかな・・・という欲望も・・・。
というわけで、
複数本のファンドを組み合わせて
理想のアセットアロケーションを組んでみることに・・・。
ネット上で公開されている
投資の偉大な先輩方々が公開されているツールを使いながら
いろいろ試行錯誤、検証してみました。
最後に自分で作ったツールを使って確認!
・・・↑これが一番信用できないんですけどね・・・。
そして出来上がったアセットアロケーションがこれです。
現在のアセットアロケーション
現在の・・・となっていますが、8月中旬には
新しいアセットアロケーションは決めていたので、
先日の記事の通り、
9月になったので、ボチボチ購入をしています。
では、早速・・・。
まずは2015年7月までのものと比較。
外側の円が2015年7月までのアセットアロケーションで
内側の赤円内が2015年9月からのアセットアロケーションです。
新興国株式、新興国国債、国内REITを無くしました。
最大の変更は債券比率の増加ですが、国内債券の比率を
一気に上げました。
リターンとリスクも
2015/07 リターン:8.6% リスク:14.5% シャープレシオ:0.59
2015/09 リターン:7.4% リスク:11.3% シャープレシオ:0.65
となっています。
減らしたリターン以上にリスクを減らせているので、
良しとしています。
次に
SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)
との比較です。
外側の円が
SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)
のアセットアロケーションで
アセットアロケーションは若干流動的で、いつもこの資産割合に
なっているわけではないようです。
内側の赤円内が2015年9月からの
新しい我が家のアセットアロケーションです。
変更箇所はREITの部分を独自に変えました。
先進国REITを増やして国内REITを外して新興国REITを少し加えました。
その結果、比較するとリターンもリスクも少し上がりましたが、
2015年7月までのものよりはリスクが下がっているので、
なかなか上々な出来ではないかと個人的には思っています。
これで管理する銘柄・ファンド数も一気に減りました!
今後の運用方針
比較的スッキリした分かりやすいアセットアロケーションになり、
銘柄・ファンド数も激減したので、管理は楽になりそうです。
購入・積立比率も簡単に計算できるので、
今までのようにいろいろ悩む事も無くなると思います。
先にも書きましたが、9月になったのでボチボチ購入して
このアセットアロケーションに近づけています。
実際、今購入して大丈夫?って話もあります。
今回のリセット作業をはじめたのが
運良く暴落前だったのは奇跡としか言いようがありませんが、
基本的に長期投資の場合、
今の相場の乱高下はあまり意識しなくても良いように思います。
今日買って、今日明日中には売るとかの短期投資ではなく、
長期投資なので、
「長期的に見て世界経済は確実に成長を続けていく」
と仮定するのであれば、現状がどうだとかこうだとかは
あまり関係ありません。
淡々と積み立てて、着実に資産を築いていく。
それが長期投資だと思っています。
でも危ないと思ったら一旦撤退して
様子を見て再エントリーと言うのも運用方法の1つなので、
許容リスクと相談しながらボチボチ運用していこうと思います。
運用方針についての細々した部分は、
改めてまとめてご紹介したいと思います。