貯蓄の基本は現金預貯金です。同じ預けるのであれば少しでも金利が良い方がいい。更に資産運用にも連動できる形が理想です。そう考える私が貯蓄の最大の味方となってくるれるであろう銀行と証券会社について少し記事にしてみたいと思います。あくまで個人的な意見ですが、実際に我が家はこれで資産を増やし続けていますので、みなさんの参考になればと思っています。
楽天証券は必須の証券口座
楽天証券を選ぶ理由は楽天会員だからとか手数料が安いとか様々です。ですが、楽天証券が提供しているトレードツール「マーケットスピード」を使いたいというのが最大の目的になっている人も多いようです。ではそのマーケットスピードのとはどんなものなのでしょうか?
マーケットスピードの特徴
マーケットスピードの特徴は
- マーケットスピードを無料で利用できる条件が緩い
- 価格をワンクリックするだけで新規注文や返済注文ができる
- 豊富な投資情報が無料で提供されている
などが挙げられます。特に情報はリアルタイムに近いものが多く、日経テレコン21で最新のマーケットニュースを見ることが出来きます。
そんなマーケットスピードの利用料は、通常3ヶ月2,500円(税込2,700円)のですが、実はその利用料なしで使っているユーザーがほとんどと言うのも特徴です。まぜ有料ツールが無料で使えるのかと言うと、利用料が無料になる条件がとても緩いからです。その無料になる条件は・・・、
- 初めての利用申請から3か月間
- 他の取引口座を開設した場合
- 資産残高が30万円以上
- 過去3カ月に所定の取引(約定金額1,000円以上)の実績がある
(信用口座、先物・オプション取引口座、楽天FX取引口座のいずれかの口座)
以上の条件に一つでも該当すれば無料で使えます。
その他、20種類以上の分析チャートやリアルタイムランキングなど投資に必要な情報やツールが全て揃っているのが楽天証券です。
私も10年位前に口座を開設しています。楽天証券で口座を開設した理由は他にもあります。
楽天証券と楽天銀行の連携・・・マネーブリッジ
実は楽天証券で口座を開き、楽天銀行と連携させると楽天銀行の普通預金に優遇金利が適用されます。その金利が何と0.1%です。(2017年2月現在)
都市銀、地方銀を含む金融機関の普通預金の金利は高いところで0.02%(楽天銀行も通常は0.02%)、低いところでは0.001%です。0.001%って・・・100万円預けても1年間で利息が10円って事ですよ・・・アリエナイ・・・。
それが楽天証券と楽天銀行を連携させるだけで金利が0.1%になります。100万円預けると1年間で利息が1,000円です。低いところの100倍、高いところの5倍の利息となります。定期預金やキャンペーン預金などで0.1%以上の金利も勿論ありますが、最低金額や預入期間などの取引条件等があり、個人的には長期の定期預金になると流動性も落ちるのでちょっと・・・という感じですが、この楽天銀行のマネーブリッジなら普通預金ですので、そんな条件もありません。
同じ預けておくだけなら高金利の銀行に
流動性を保ちつつ、より有利な金利を実現してくれるのがこの楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジです。私は通常使わないお金や投資用のお金などはこの楽天銀行に入れています。
基本的に貯蓄口座のメインと位置づけ、積立預金や当面使う予定のない余剰金などは迷わず楽天銀行に入れておきます。残高が増えるとATM無料回数や振込手数料無料回数も増えますので・・・。また、私は楽天市場も良く使うので、振込や資金移動などで楽天ポイントも貯まり、二重に得してる感じです。
楽天証券はiDeCoも有利
更に、楽天証券は個人型確定拠出年金の口座としてもかなり魅力があります。基本的に確定拠出年金で運用する商品は投資信託が多いかと思います。投資信託は長期の運用となりますので、信託報酬や管理コストをどれだけ抑えられるか・・・運用コストがかなり重要となると思います。
楽天証券は、運営管理手数料が
- 最初の1年間は無料
- 残高10万円以上で無料
というものすごく敷居が低いので、かなりコスト削減になります。極端な話、口座を開設して毎月1万円積み立てていれば運営管理手数料はずっと掛からないという事になります。
ほんの数百円、ほんの0.数%と言っても、それが10年、20年と続き、積立なら元本もどんどん増えていき、気付けばかなりの負担になっている・・・なんて良くあることです。
使い勝手や利便性、相性などいろいろ条件はありますが、出来るだけ有利な選択をして出来るだけ確実に資産を築いていければと思っています。
※記事内容は2017年2月時点のものです。