新年度になって何が変わったって
・・・特に何もなし!!
いわゆる昇給も頭打ち。見えない所でチクチク支出も増えていっている感じです。
そんな感じですので、なかなか思うように資産も増えません。
給与所得以外からの収入を増やさないと将来的には危機的状況に陥る可能性もかなり高くなってきました。
みなさんはちゃんと資産増えていますか?
2018年版「40代の平均貯蓄額はいくら?」
という訳で、2018年の40代の平均貯蓄を調べてみました。
元データは
家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成30年調査結果
出典:金融広報中央委員会「知るぽると」
です。グラフにしてみした。コチラです・・・。
上記データは『金融資産を保有する40代』を対象にしたものです。
参考までに40代の金融資産非保有者の割合は22.6%となっています。あくまでこの統計データの調査対象者についての話です。
金融資産を保有する40代の平均貯蓄額は1238万円、中央値は800万円となっています。
2017年と比較すると・・・
ちなみに2017年もグラフを作っています。コチラ・・・。
どうです?
いや~・・・ビックリですよ。
2107年から2018年の1年間で
中央値:150万円UP!
金融資産非保有者:11.1%DOWN!
この結果ですよ!スゴイね!!
マジ40代頑張っていますね!
グラフの分布も貯蓄500万円以上がかなり増えています!
でも我が家は・・・あんり増えていません・・・残念!!
金融資産1500万円以上が激増
それよりもスゴイのが、金融資産1500万円以上の世帯がこの1年間で8.7%も増えているという事です。
いわゆる40代の上位は金融資産が2000万円以上あるという事になります。
収入が多い少ないの影響もあるとは思いますが、全体的に見るとしっかりと資産形成している人が多いのかなと思えます。
その「金融資産残高が増加した理由」は・・・
- 定例的な収入が増加したから・・・54.1%
- 定例的な収入から貯蓄する割合を引き上げたから・・・21.6%
- 株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから・・・12.2%
- 配当や金利収入があったから・・・11.5%
という事らしいです。
・・・やっぱ40代って・・・普通は給与増えますよね。昇給しますからね!
・・・我が家は違うけど・・・。
あとは貯蓄率をアップさせたっていうのは、生活の節約節制って事ですかね?
それとやはり・・・投資・運用による収入増も納得です。
ただ・・・「評価額が増加したから」って言うのは気になるところではあります・・・。
消費しない時代
増えない収入、増える税負担と家計支出・・・それが現代なのかと思うところもあります。
今までは大量生産大量消費の時代で、教育も大量生産の労働力を育てる教育でした・・・教育は今も変わりませんが・・・。
しかし収入が増えない今は・・・車は持たない、家は建てない、結婚しない、子供は生まない・・・相対的に消費しない時代になってきたのかなと思います。
更に将来の年金不安や超高齢化社会・・・そんな不安がより一層「お金を貯める」という行動を助長しているような・・・。
消費しない時代・・・と言うよりも収入が増えないからとか将来が不安だから「消費できない時代」なのかもしれませんね。