昨春、下の子が幼稚園に入園し、1年間だけですが上の子と下の子が幼稚園でいっしょに過ごしました。
今春には上の子は小学校に進学します。
そこで、子供2人が1年間幼稚園に通うのに掛かった費用を算出してみました。
家計簿から保育料の金額を抽出する
我が家の家計簿では子供に関する費用は全て「子供支出」に算入しています。
そして子供支出の費目の下に細目として保育料や習い事、教育用品費などを設けています。その中の保育料及び幼稚園関連費を集計します。
保育関連費用の内容は
- 毎月の保育料
- 預かり保育代
- 行事参加費
- 備品代等
- 保険等
- ※制服代、体操服、水着などは除く
となります。
その他、細かい費用は単純な子供支出としている場合もありますが、それらは今回の保育関連に計上せずに集計しています。
幼稚園の年間に掛かる保育料
我が家は年長と年少の2人です。2人分の1年間の保育料は・・・
年間 744,322円
となります。これで2人分です。
1人分・・・年間372,161円、1ヶ月31,013円
となります。
我が家は保育料だけで毎月2人分の62,026円を支払っていた事になります。
この金額にはまだ「救い」がある
この金額はあくまで保育料を通常通り支払った場合の金額です。
実際は、先日記事にもしましたが、
幼稚園独自の割引や行政による奨励金、補助金などもあります。それらを差し引くと保育料はグッと安くなります。
しかし実際は保育料以外に入園料や制服代、体操服代など様々な経費が掛かっています。
それらを加味して再集計すると・・・
年間 602,851円
となります。これで2人分です。
1人分・・・年間301,425円、1ヶ月25,118円
となります。
2人分で50,236円を毎月支払っていた事になります。
割引、奨励金、補助金で月11,790円程度安くなります。これは大きな「救い」です。
高い安いではなく、これが「現実」
金額の高い安いは公立か私立かとか地域による差もありますので一概に比較できませんが、現実問題として子育てにはそれだけ「お金が掛かる」という事です。
我が家の場合は、私たちの仕事や養育の都合、子供たちの生活環境の確保など様々な要因を考え、その代償として・・・代償と言うと聞こえが悪いですが・・・この金額を承知の上で私立幼稚園に通わせました。
自分たちの今の生活を続けていく為にはこの費用は必要経費であると判断しました。
他の選択肢もありましたが、我が家にとってこれがベストだと考えた結果です。
幼稚園の次は「小1の壁」
今春、上の子が小学校に進学します。我が家は幼稚園の年中の頃から「小1の壁」を警戒して教育委員会に相談(にならない相談)に行っていました。
結果的に
一時的な回避策みたいな感じで当面の対処はできましたが、「義務教育と生活は結び付かない」という現実を思い知らされました。
「小1の壁」の問題については、私の周りにもそれに直面し、仕事を辞めたとか、住所を変更したとか、アパートを借りたという話をちょいちょい聞きますし、実際にそうした知人も何人もいます。
これからはじまる上の子の義務教育。
個人的に思うところがたくさんありますので、当ブログの「小学校」カテゴリでどんどん記事を書いていこうと思います。