以前、当ブログで子供の小学校進学にあわせて学区を変更したいという記事を書きました。
その記事でも進学時になったらこの件については改めて記事にすると書いていますが、同時に当ブログの読者の方から学区の変更についてどうなったのかという質問メールをいただきました。
結果から言うと、学区を変更しました。その経緯と結果を記事にしたいと思います。
子供の小学校の学区変更を目指して
最初に子供の小学校の学区変更を考えたのは子供が幼稚園の年中組の時でした。
日々の養育の事、親の介護の事などを実生活と照らし合わせて考えた結果、学区を変更する方が良いと考えました。
とは言っても基本的に学区の変更はできないというのが教育委員会の考え方です。
じゃあどうするの?って事で教育員会で話も聞きました。
学区変更の過程
最初に教育委員会に話を聞きに行ったとき・・・子供が幼稚園の年中組のとき・・・の話は、下記になります。
上の記事は、かなり批判じみた私の個人的な考えや意見が強いですが、実状「書類上の住所地が全て」であるというのが昔から変わらない教育委員会の考え方・・・と言うか「決まり」です。
家庭の事情や子供のリスクなど私たちの生活については一切関係ありません。生活よりも「住所地」が最優先されるという結論です。
日々変わる経済情勢、国際化もどんどん進み、ライフスタイルも多様化している現代においてもその考え方や価値は一切変わることはありません。
結局、「ルールに従う」という事しかできないのです。それが明治から百年以上続く日本の教育です。
そして幼稚園の年長になり、今年1月に学区が関係ない小学校を受験することにしましたが、
残念ながら親の管理不足で子供がインフルエンザに罹患し受験できませんでした。
受験した人の結果を聞くと、かなり厳しい感じでしたので、我が子も受験できていたとしても合格する可能性はかなり低かったと思います・・・。
結局、学区を変えることができなかったのか・・・と言うと・・・変えることはできました。
どうやって変えたのかというと・・・低学年例外という処置です。
低学年は学区を変えられる
これは住んでいる地域を管轄する教育委員会によって規則が違うかもしれませんが、私の住んでいる地域では、小学校の低学年であれば親の仕事の都合などで学区を変更することができます。
つまり、低学年の間は・・・毎年変更届を提出しないといけませんが・・・学区を変更できるという事です。
低学年については特に小難しい理屈や理由がなくても登下校時に変更したい学区で面倒を見てくれる大人がいれば問題なく変更できる感じです。
あくまで低学年限定です。高学年になったらいわゆる「住所地」の学区へ転校するという名目になっています。
その変更届を教育委員会に行ってその場で書いて提出。数日後に変更許可が届き、それから更に数日で変更した学区の小学校への入学許可通知も届きました。
恐ろしく簡単です・・・あくまでこれは私の住んでいる地域の話です・・・。
相容れない考え方
ぶっちゃけ、変更した学区に祖父母も住んでおり、いわゆる住民票の住所変更で問題を解決することもできました。
同市内の近郊への住所変更・・・距離にして2~3km位?・・・ですので教育・行政・税務関連の管轄も何も変わりません。ただ書類上の住所が変わるだけです。
しかし、その住所を変えることで子供の養育義務のある親の労災規定や住宅ローン関連法令など養育する親のリスクが大きくなるという事態もあります。
教育委員会としては「住所を変えれば・・・」とは絶対に言えませんし、私たちがそれを質しても「そうです」とは絶対に言いません。
でも「住所地」が絶対ルールなんです・・・。
教育と生活は結び付かない
私の知人には子供の学区の変更ができないとか、定員オーバーで学童保育に預けることもでないとかで子供が小学校の間だけ母親が仕事を辞めたとか、家とは別にアパートを借りて住所を変えたとか・・・そういう話もちょいちょい聞きます。
もちろんこういう方々は私も含めて「例外」という事になり、その「例外」は切り捨てられるというのが現実です。
そういう私のような「例外」にとっては、家庭の事情やライフスタイルと教育は結び付かないものであるという結論になってしまいます。
逆に教育の現場や教育委員会から見れば私が何を言ってもそれは全て「悪」であり、ルールに従えない日本の受動型集団画一教育の信念を乱す面倒くさい親として片づけられてします。
もう完全に愚痴になってしまい、自分でも何を書いているか分からなくなりました・・・。
これ以上は・・・と言うか既に・・・不毛な議論ですので、これ位で終了にします。
とりあえず小学校低学年までの学区変更はできましたので、それ以降の対策をこれから考えていきます。
またその時期になりましたら、学区変更についての記事を書きたいと思います。
・・・まあ、私のような面倒なやつはそうそういないでしょうから、記事としてはあまりみなさまのお役には立てないかもしれませんが・・・。