恐るべし大学受験・・・目の前に立ちはだかる大きな壁の話

先日、久しぶりに後輩に会いました。

後輩は早くに結婚しており、来春から子供が大学に通うそうです。

そんな後輩の子供の大学受験の話を聞いてビックリしました!

そりゃもう他人ごとではありませんがな!!

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早々に大学が決まった後輩の子供

先日たまたま後輩と会い、久しぶりだねって事で少し話しをしました。

後輩はかなり若いうちに結婚して子供も生れていましたし、その子が0歳の頃からを知っていますので、自然に子供の話に・・・。

どうやら後輩の子供は来春大学生になるらしく、これから受験って感じなのかなと思いきや、既にAO入試で決まったそうです!はやっ!

推薦は11月かららしいのですが、それを待たずに大学進学が決まったそうです。

いや~良かったですよ。

既に入学手続きとかも始めているらしいので、詳しい内容を聞いてみました。

大学の学費

大学入学決定で分かる学費

後輩の子供は地方の国立大学の文系学部に入学します。自宅からの通学で下宿代等は掛からないそうです。

AO入試で合格してからの手続きだけで分かっている必要な金額は約250万円だそうです。

4年分の学費はもちろん、入学金や寄付、その他諸会費、諸経費を合わせの金額です。

入学後にはテキストや何やらまだまだお金が掛かるらしいです。

それでも2倍の500万円は掛かる事はなさそうですが、やはり大学はお金仕事です。

と、ここまではめでたい話でしたが、ここから先が大学受験の闇というか厳しい現実の話になります。

厳しい大学受験の現実

後輩の子供は私立高校に通っていました。常に上位の成績で学費免除などの待遇もあり、とても親孝行な子供でした。

しかし、そうじゃない子供は大変です。

高い学費を払いつつ、塾にも通わせ、親は毎月教育費の工面に四苦八苦します。

多くの親がそうやって迎えた高校3年の夏に厳しい現実を知ります。

それは大学受験費用と大学の学費です。

いわゆる一般的な200~300万円の学資保険に加入されている方は多いと思います。

実際の高校3年の夏以降の塾の夏期講座、冬期講座、入試直前講座、家庭教師に掛かるお金、年明けからの受験費用や受験地までの旅費、合格した場合の入学金や学費などなど・・・。

それらを考えると、200~300万円では到底足りません。

その現実を知って慌てる親も多いそうです。

実際に、後輩は小さな会社を経営していますが、子供の高校の同級生の親が泣きついてきて、「アルバイトでもパートでも何でもいいから働かせてくれ」とか「何か収入の良い仕事はないか」とか聞いてくるそうです。

目の前の超えられない大きな壁

受験生を持つ親なら大学受験と大学の学費に相当なお金が必要になる事は何となくでも分かっていたと思います。

だからこそ学資保険に加入したり、預貯金したりしていたと思います。

しかし目の前の壁は想定よりもかなり高かった・・・という事です。

後輩の例は国立文系の自宅から通学という最高の条件ですが、それが私立になったり医学部になったり下宿になったりしたら・・・そりゃもう必要なお金は500万円どころじゃありませんって話です。

後輩の知り合いの親には教育ローンを借りても足りそうにないとか、そもそも大学を諦めさせようかとか、奨学金について調べているとかいう話をしている人もちょいちょいいるそうです。

それらはごく一部の方々でしょうが、それでもやはり大学というのはお金が掛かるというのは事実です。

他人事ではない

後輩の子供は優秀で本当に親孝行だと思いますが、こういう子供はほんの一部です。

多くの場合はお金を掛けて受験の準備して、本命やすべり止めの大学をいくつも受験する事になると思います。

全て不合格という最悪の事態になった場合、浪人するのかどうするのかとか・・・。

いろいろと親としても子供としても悩みが多くなることは想像できます。それに加えてお金の心配までするとなると・・・もう・・・。

我が家はまだ子供が小さいですが、約10年後には同じ状況になります。

せめてお金の心配だけはしなくて良いようにしっかりと準備を進めていきたいと改めて思いました。