前回の記事の続きです。
日本政策金融公庫の調査によると
高校~大学卒業まで自宅外通学をさせた場合、
恐ろしくお金が掛かることが公開されています。
ただ、自宅外じゃなければ
高校~大学卒業まで一人880万円となっています。
我が家にとってはこれは現実的な数字でしょうか?
高校進学までにいくら貯められるのか?
子供が1人生まれて、高校に入学するまでに・・・
最悪大学進学までにいくら貯められるか・・・。
子供が生まれた時の預貯金を0円とし、
高校~大学卒業まで一人880万円必要と仮定すると・・・。
概ね17年間で880万円貯める計算をすると…
880万円÷17年=約52万円/年
約52万円÷12ヶ月=4.3万円/月
子供が生まれてから毎月4.3万円貯蓄していけば良い
と言う話になります。
2人いれば単純に必要なお金は2倍・・・毎月8.6万円
貯蓄できれば良いという事になります。
我が家の場合は2人なのでこの8.6万円になります。
子供手当は使わず貯めよう!
この貯蓄の助けとなるのが「子供手当」です。
正確には今は「児童手当」と言うそうですが、
いつまでこの制度が続くかは疑問ですが、
仮に、現制度で
子供が0歳以上15歳に到達してから最初の年度末までの間
確実にもらえると仮定するとそのもらえる金額は
いくらになるか・・・計算しました。
所得制限などの条件を無視して計算した結果は下記です。
約200万円です。
880万円から200万円を引くと…680万円です。
880万円÷17年=40万円/年
40万円÷12ヶ月=3.3万円/月
2人いれば必要なお金は2倍・・・毎月6.6万円
子供手当を使わず貯め込めば、こんな感じになります。
かなり現実的な数字になりました。
我が家の想定では・・・
世帯年収にもよるのでしょうが、
我が家の場合はライフプランシミュレーションで
1人1,000万円×2人=2,000万円を想定しています。
一人1,000万円÷17年=約60万円/年が理想です。
毎年60万円でなくても17年間を平均して一人当たり
年60万円貯めることができれば良いと考えています。
まあ、二人分で年間120万円という計算になります。
実際の貯蓄のポートフォリオは
・子供手当 10%
・学資保険 20%
・預貯金 60%
・その他 10%
です。
但し、今後の金利動向を見て、金利が上昇するようであれば
預貯金の一部を高金利商品に移すと言う事も考えております。
現時点で上の子は3歳ですので、今月末までに
60万円×4年=240万円
下の子は1歳ですので、今月末までに
60万円×2年=120万円
合計で360万円を目処に貯蓄できてればOKとなります。
・・・残念ながら・・・目標額貯蓄額達成ならず・・・です。
原因はいくつかありますが、その方向修正も
できていますので、あくまで
「17年間を平均して年120万円貯めること」
が出来れば「教育費」については何とかなりそうです。
・・・本当に何とかなるのか?・・・。
教育費の厳しい現実
こう考えると、かなり「厳しい」というのが正直な感想です。
先日、ファイナンシャルプランナーの方のメルマガの中に
まさにこの教育費のことが書いてありました。
高校と大学の受験を迎えるお子様がいらっしゃるとの事で、
実際に掛かるリアルな教育費の数字をご紹介されていました。
掛かる費用は省略しますが、最後に
「想像していた壁」よりも「はるかに高い壁」が目の前に出現しますので、心当たりのある方は、早めからのご準備を強く、強く、オススメします。
と書かれていました・・・。
やはりリアルに「教育費の壁」はあるんだなと…。
親の収入と子供の学力、貧困の世代連鎖とかよく聞きますが・・・
やはり現実は厳しいですな・・・。