住宅ローン返済術と返済の為の貯蓄の位置付け

住宅ローンの返済はとても重くのしかかります。

それをどうやって返済していくか…。

現在の我が家の住宅ローン返済術をご紹介します。

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我が家の住宅ローン返済術

2012年に35年のローンを組みました。

今夏で家を建てて(返済をはじめて)3年です。

現時点で残り約30年の住宅ローン。

我が家の場合は昨秋、一度借り換えて

今は15年固定の月賦+半年賦です。

最短15年、最長20年で返済する想定です。

月賦分も半年賦分も毎月の生活費+生活費備蓄から

返済しています。

そして

・毎年50万円

・2年毎100万円

・3年毎150万円

のいずれかの繰上返済をします。

これで計算上、20年で返済可能です。

では、その繰上返済の原資はどこからかというと…。

201507loan01

繰上返済の原資はボーナス!

基本的に繰上返済の原資はボーナスです。

繰上返済のタイミングは、毎年1月。

前年の家計の収支を出してから試算状況を確認し、

当年の想定される大型支出を考慮して

「余裕部分」があれば繰上返済します。

余裕が無ければ翌年に繰り越して

2年毎100万円の可能性を模索します。

その「余裕部分」のバロメータが「生活費備蓄」です。

我が家では基本的にボーナスはほとんど使わない方向性です。

基本的に90%以上生活費備蓄プール用の口座に入れます。

この口座は毎月の積立貯蓄とは別の口座です。

じゃあ、10%はどうするのかと言うと…。

6月の家計簿の記事の通り

2015年6月の家計簿公開!…ボーナスが無ければ「家計のキセキ」だったのに…
6月の家計簿〆ました! 6月は我が家にしては「平穏」な日々を過ごせたと思います。 さてその「平穏」だった6月の家計簿はどうなったでしょうか…。 2015年6月の...

我が家のしきたり?と言いますか、決まりで、

「ボーナス支給額(手取額)の10%はお小遣いにする」

ので、10%減となります。

まあ、このお小遣いは、これはこれで大切なので…。

生活費備蓄の余裕度合いで繰上資金を捻出

半期に一度、生活費備蓄用プール口座で「余裕」度合いを確認します。

この余裕具合で、

・生活費備蓄としてプール
 (保険、税金、旅行、繰上返済等の原資)

・生活防衛資金としてプール
 (※生活防衛資金についてはまた改めて)

に振り分けています。

毎月の積立額を増やすような事はしません。

積立は積立で、はっきりとした「目的」・「目標」があるので、

機械的にコツコツ積み立てていくだけ。

現状、住宅ローン返済は

月賦(毎月)と半年賦(ボーナス)の組み合わせです。

・・・もし・・・ボーナスが出なくなったら・・・

それは想定済みで、現状も毎月の給与から

半年賦分も返済していますので、ボーナスがなくなると、

繰上返済に影響が出る事は否定できませんが、

返済できなくなるわけではないので、

影響が出るとすれば、老後の資金の積立でしょうか…。

ちなみにこの3年間に160万円位繰上返済をしています。

平均すると毎年50万円は何とかクリアって感じでしょうか?

いずれにしても日々の生活と、子供の学費、

老後の貯蓄が最優先ですので、

家計の余裕度合いを慎重に判断しながら、

少しでも早めに返済できる事を

考えていく必要があります。

次回、我が家の生活防衛資金についてご紹介します。

※我が家で言う「生活費備蓄」は生活費と貯蓄の間の

 一時保管庫みたいな感じです。

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