家計簿の費目は、いくらでも細かく設定できます。例えば食費。食費を肉・魚・野菜などに分け、更に肉を牛肉、豚肉、鶏肉、馬肉などに分け、更に牛肉を牛バラ、牛コマ、牛ヒレ、牛カルビ、牛サーロインなどに分け、更に国産、アメリカ産、オーストラリア産などの産地に分けるなどなど。細かく分けようと思えば、いくらでも細かく分けられます。正直、こんな細かな分け方は必要ないと思います。
家計簿の目的に則した費目分け
家計簿をつける目的は何でしょうか?基本は家計の見直しです。「何にいくら使ったのか」を記録する事が目的ではなく、月の収支結果を見て、「どこをどう改善するのか」を考えるのが家計簿の最大の目的です。見直しをした結果、無駄な支出が減り貯蓄が増えたりするという結果を得る事ができます。その家計を見直す手段である家計簿は、続ける事がとても重要で、続ける為には続けられる「仕組み」を作らないといけません。
自分に「合った」費目(項目)分けを
じゃあ、どの程度まで費目(項目)分けをすればいいんでしょうか?・・・それが分かっていれば、誰も苦労しませんね。
個人的に思うに、最初は大きく見る事が大切だと思います。つまり、まずは「俯瞰(ふかん)」してみる事が良いと思います。細かく見ずに大きく全体を見る事です。その為の続けられる費目(項目)分けを考えます。実際に私が考える「全体を見る家計簿の費目(項目)」をご紹介します。