貯蓄のあり方、考え方

家計を管理する上で、みなさんが一番気になるのが「貯蓄」だと思います。住宅の購入、子供の学費、老後の備え・・・どれ位の金額をいつまでに蓄えておくか・・・。永遠のテーマです。一般的にはライフプランニングをして計画的に貯蓄していけば・・・と言う話なる事が多いですが、現実問題としてそう簡単にプラン通りにいかないのが人生です。

スポンサーリンク

不安や心配があるから貯蓄・・・

それでも着実に資産を形成し、未来へ続く道を築いていっている方もいらっしゃいます。私自身も漠然とした将来への「不安」や「心配」を常に抱いております。不安や心配があるからと言う消極的な考え方だけではなく、もっと積極的な考え方でライフプランを考えていけば、貯蓄ももっと良い方向へ向かうのではないかと思っています。

そもそも貯蓄とは何か?

「貯蓄、貯蓄」ってよく言いますが、そもそも貯蓄とは何なのでしょうか?

貯金とか預金とか貯蓄とか・・・全部同じなの?全部違うの?って基本的な疑問ですが、みなさんはどう考えています?

預金の意味

貯金とは銀行などの金融機関に金銭を預けること。また、その金銭。
【引用 国語辞書 – goo辞書】

銀行・信用金庫・信用組合などの民間金融機関や労働金庫では「預金」と言うようです。ゆうちょ銀行・協同組合などでは「貯金」、それ以外の金融機関では「預金」と言われるようです。

貯金の意味

金銭をためること。また、その金。
【引用 国語辞書-goo辞書】

純粋にお金を貯める事を「貯金」と言います。貯金箱やタンス貯金などの個人が手元で貯めるお金は勿論ですが、ゆうちょ銀行や協同組合などにお金を預ける場合も「貯金」と言うようです。

では貯蓄は?

貯蓄の意味

財貨をたくわえること。また、その財貨。
【引用 国語辞書 – goo辞書】

財貨とは・・・金銭と品物。財物。
【引用 国語辞書 – goo辞書】

蓄えるものは金銭に限らず、株や投資信託などの金融商品、家や土地などの不動産、また保険証券も「財貨」として含めて考えるようです。

貯蓄 > 貯金 > 預金 って感じねすね。図解すると・・・

こんな感じになると思います。

貯蓄とは

貯蓄とは資産全体を考える事

つまり、貯蓄とはお金だけの事を言うのではないと言う事です。「貯蓄」の中には、お金を貯めると言う「貯金」という1つの手段があり、更に「貯金」の手段の1つに「預金」があるという事になります・・・何かややこしいですね・・・。

そう考えると、貯蓄とは「資産全体をためる」と言う感じで、「資産全体を増やすこと」という意味合いが強いように思います。一生懸命銀行に預金だけしている事は、貯蓄の手段のほんの1つを行なっているだけ・・・という事になります。

それが良いとか悪いとかではなく、最終目標と言いますか、最終目的に向けて、その手段が妥当なのか、その手段だけで十分なのか・・・様々な角度から検証して「貯蓄」というものを実行していく必要がると思います。現に我が家の場合は「貯蓄術」を模索しており、預金はもちろんですが、株や投資信託、ソーシャルレンディング、保険などを取り入れ、いろんな角度から貯蓄を実行しています。

この「貯蓄論」では、我が家の考える、我が家の実行している貯蓄術をみなさんにご紹介できればと思っています。