子供の成長は早いもので、今春から下の子も幼稚園へ入園することになります。上の子の時は何もかも初めてで必死でしたが、下の子ともなればもう手際も知れてサクサクッと準備も進みます・・・同時にお金もドンドン出ていきますけど・・・。
そんな折、上の子が通っている音楽教室で体験レッスンがあったので、下の子を連れて行ってきました。
習い事に求めるもの
上の子のレッスンに何度が同行していた下の子は、もう手慣れたもの・・・と思っていましたが、実際に行ってみると・・・自分が主役となると何だか恥ずかしそう・・・。最初は少しモジモジしながら声も小さめでした。徐々に他の子供達や先生とも溶け込み、最終的には大騒ぎで大満足って感じでした。
我が家も上の子の場合そうでしたが、この体験レッスンを経て、今春から音楽教室に子供を通わせるという親御さんも少なからずいらっしゃると思います。
そんな親が子供や音楽教室に求めるものって・・・何なんでしょうか?
音感は大切だから早いうちから・・・。
上手にピアノが弾けるようになればいい・・・。
将来は有名な音楽家に・・・。
などなど我が子にいろんな夢を抱く方も多いと思います。
我が家の場合は・・・上の子は・・・まあ、子供が楽しそうだからいいんじゃないの?・・・って感じで気軽にはじめました。今春で1年になりますが、何となくピアノが弾けて、ドレミで歌を歌ったりそれなりの「成長」はみてとれます。
我が家的には別に音楽じゃなくても何でも良かったんです。何かに興味を持ち、それを続ける・・・継続するという事が大切だと考えています。長い間やっていると途中で飽きたり、出来なくて嫌になったりする事もあると思います。それでも頑張って新しい発見をしたり、出来るようになったり、継続する力と言いますか様々な障害があってもそれを乗り越えていける人間力みたいなものを学んで欲しいなと思っています。
子供の「やりたい」や「好奇心」を活かしたい
上の子が通っている音楽教室。それを見ている下の子も「自分もやりたい」と思って当然です。3歳で音楽に興味があり、それを極めたい・・・なんて思う子は流石にいないと思いますが・・・ひょっとしたらいるかもしれませんが・・・動機やきっかけはどうあれ、「やってみたい」と思うことをやらせてあげるというのは大切なことだと思います。
音楽、勉強、スポーツ、芸術・・・何でもいいんです。自分が興味を持ち、やってみたいと思うことをやらせることで子供の可能性も視野も広がりますし、その中で「これだ」と思えるものが見つかれば、それは子供にとっても親にとってもとても良い事だと思っています。
これから幼稚園、小学校、中学校、高校と進学していきます。古臭くて現代に全くマッチしない無意味な学習指導要領という壁の中に閉じ込められる前に、習い事や日々の体験の中で少しでも自分の可能性や視野を広げて、より豊かな人生を歩んで行く礎となればいいなと私は思っています。