幼児教育無償化の煩雑な書類が・・・結局どうなの?認定されるの?

10月からの幼児教育無償化に向けて、書類の手続きがはじまったんですが・・・。

認定区分だとかマイナンバーだとか身分証明書だとか就労証明だとか・・・とにかく煩雑で・・・。

書類記入の説明用紙を隅々まで読めば何とか理解できるんですが・・・もっと簡潔に分かりやすくできないものですかね・・・。

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幼児教育無償化の区分

そもそも仕組みを作る側で全てを理解している人が勝手に説明を書いているので・・・自分は理解している体の説明なので・・・仕組みをわかっていない私たちには分かり辛くて・・・。

私なりに理解した内容としては・・・

  • 「1号認定」→仕事をしていないで「子ども・子育て支援制度に移行している幼稚園」・「認定こども園」に通わせている
  • 「2号認定」→仕事をしていて「認定こども園」・「認可保育園」に通わせている
  • 「新1号認定」→「私立幼稚園」に通わせている
  • 「新2号認定」→「預かり保育」を利用する場合

と言う感じです。

我が家は3号、新3号は対象外ですのでここでは外しています。

我が家は私立幼稚園に通わせていますので「新1号認定」なのですが、夫婦共働きで幼稚園の預かり保育を利用していますので「新2号認定」での申請となります。

1号や2号は「現状」の話で、我が家のように私立幼稚園に通っている場合は、新1号か新2号のどちらかになるという感じです・・・。

何で新1号、新2号なんですかね?

既に1~3号があるんだから4~6号とかにしちゃダメなの?って感じで・・・。

何かこの1号、新1号、2号、新2号で兄弟姉妹が保育園と幼稚園にいる家庭ではプチパニックになっているみたいで・・・。

幼児教育無償化

我が家は「新2号」だけど・・・

自分の家庭がどの認定区分になるのか・・・みんなそこで迷って書類のどこに何をどう書けばいいのかって感じみたいです・・・。

各家庭が何号で申請するのかという書類を提出した後に、それぞれに必要な書類が配られて、それに各自が申請事項を書いていくんですが・・・。

我が家の場合の「新2号」は・・・預かり保育を利用する理由に、夫婦が共働きでないといけない(絶対ではないみたいですが・・・)ようで、その夫婦の就労証明が必要で・・・保育園と同じような感じですかね・・・。

そして、ここからがポイントで、就労証明を出したら必ず預かり保育(の無償化)が認められるという訳ではなく、最終的には各自治体の判断になるようです・・・。

しかも幼稚園ごとに預かり保育の保育人数の上限の問題もあるようですし。

更に無償と言っても上限もありますので、完全無償になるかどうかは・・・?

そんな煩雑な書類を「数日中に提出してね!」って言われても・・・みんな迷いますよね。

もっと1ヶ月前とから周知できなかったんかな・・・とか思ったりしています。

まあでもそこは大人です。キッチリみなさん提出したのかな?

身分証明書とマイナンバーの提示

そして書類の提出時に身分証明書とマイナンバーの提示が必要となります。

つまり、子供に持たせて「先生に渡しといてね!」じゃダメなんです。

しかも、書類を提出する人が幼児教育無償化の申請者本人なのか家族なのかなどで証明書類も変わってくるという・・・。

まあ、不正な申請などを防ぐためには必要なことだとは思いますが・・・日中に家族が園に出向いて身分証明書や書類を提示・提出しないといけないので、これもまた手間で・・・。

なんか文句ばっかりで申し訳ないですが、無償化のハードルという事で・・・。

認定されるかどうかは?

と言う感じで、申請までは済ませました。

あとは認定されるかどうかですが・・・それは8月下旬~9月頃に分かるとか分からないとか・・・ここもいまいち曖昧で・・・。

新2号認定がダメなら新1号認定になって、預かり保育代は自己負担か、定員オーバーで預かり保育できないという感じになるような・・・。

預かり保育が有償であれば本当に預かりが必要な家庭だけが預ける感じなんですが、無償となると・・・ここぞとばかりに「無料なら申請してみよっと!」って感じでみんな申請して・・・預かり保育の定員もオーバーするわけで・・・。

何か・・・学期が終わるごとにこども園や保育園に転園していく園児が多いのも何となく分かる気がします。

共働き家庭で子供が幼稚園というのは・・・なかなか大変なので・・・。

我が家もこども園への転園を考えましたが、子供が幼稚園をとても気に入っていて・・・しかもあと半年ですので、このまま幼稚園生活を子供と一緒に楽しみたいと思っています。

預かり保育の優先順位とか、預かり保育の可否とか・・・不透明な部分も多いので、現状維持できればいいんですが・・・それも分かりません・・・。

でも・・・もし新2号認定がダメで、預かり保育も定員オーバーという状況になったら・・・これはもう迷わず転園ということになりますかね・・・。

子供が増えない環境は依然続く

そんなこんなで幼児教育無償化がまもなくはじまりますが、じゃあこの無償化で子供が増えるのかというと、それはないと思います。

今の日本では出産・育休で職を失う可能性が高いので、子育てよりも失業のリスクの方が高いと思います。

たとえ出産・育休明けで仕事に復帰できても以前と同じようにはなかなか・・・という話はよく聞きます。つまり日本では子育てよりもそれを支える社会の環境が全く整っていないという事です。

一部では出産・育休に積極的な企業や自治体もあるという話を聞きますが、本当に一部だけなので・・・。

それに幼児期が無償でも高校、大学に掛かる学費を考えると・・・500~1000万円単位の出費を覚悟しないといけません。

賃金も上がらず40代中盤からリストラの危機に晒される現代において、そのリスクを積極的に背負いこむのかと言われると・・・。

国の制度や指導が全てではありませんが、今は「自分たちで何とかしないといけない時代」ですので、最終的には家族でいっしょによく考えて判断して行動する感じかなと・・・。

本当、いろいろ大変ですね・・・。