収入減と支出増の我が家の家計。今までのように余裕資金で資産運用をする事が難しくなってきています。毎月の貯蓄額を減らす事は絶対にできないので、毎月の貯蓄額から現金預貯金と資産運用部分を捻出するしかありません。
本当に投資・運用は必要なのか?
そもそも・・・本当に投資・運用は必要なのか?という問題があります。考え方や価値観は人それぞれなので絶対はないでしょうが、我が家の場合は、
銀行に預けていてもごくごく僅かな利息がつくだけ。
個人的には金融機関への預け入れは名目は元本割れしませんが、実質的には物価の上昇により目減りする可能性の方が高いと考えます。
ですので、基本的に投資・運用無しという発想はありません。
例え毎月ちゃんと積立貯金できたとしも名目的な資産増加と価値を維持できるだけで、将来的な物価変動による価値は維持できませんので、投資・運用無しでは資産価値はどんどん下がっていくと考えています。つまり、投資・運用無しでの資産増加は難しいと考えています。・・・まあ十分な貯蓄をできるだけの収入があればまた話は変わりますが、我が家の場合は現状はそうではないという事で・・・。
投資・運用に充てる貯蓄の割合は?
現状の運用状況は、前の記事にマネーフォワードの資産構成をアップしましたが、
流動資産の約47%を投資・運用に充てています。残りの預金・現金の額は我が家の1年分の生活費以上はあります。いわゆる生活防衛資金的な感じです。
預金・現金の額が大きければ安心感もありますが、過剰な預金・現金の保有は、将来的には物価上昇に負けて徐々にマイナスになっていきますので、絶対に必要だと思われる金額を除いては投資・運用に充てるべきだと考えています。
現状の我が家の流動資産の割合は、預金・現金半分、投資・運用半分というのはとてもバランスが良く妥当ではないかと考えています。これに照らし合わせて、当面は毎月の貯蓄額も半分預貯金へ、半分投資・運用へという感じが理想ではないかと考えています。
バランスの確認は必要
これもあくまで「当面は」という話です。これをずっと続けていけば、必然的に過剰な預金・現金を持つ事にもなりますし、投資・運用の結果次第で資産の内訳も変わってきます。同時にライフスタイルも変わってきますので、その時その時に合ったアセットアロケーションを組み、預金・現金と投資・運用の金額のバランスを確認する必要があるかと思います。
手間も掛かりますが、我が家はシステマチックな家計簿管理方法を構築して家計簿に無駄な時間を使っていない分、資産の分析はしっかりとしていきたいと思っています。できれば資産管理の方も良いシステムができればと思っています。