楽しかった8月ももう少しで終わりです。
子供たちと夏の思い出もたくさんつくりました。
月末になると毎月恒例の家計の収支のとりまとめ・・・家計簿や家計のチェックをします。
家計簿をつけるのは面倒くさい
家計管理で一番面倒くさいのは家計簿です。
1ヶ月の収支の記録となるとかなりの明細数になりますので、毎日ちょこちょこつけていればそうでもないでしょうが、まとめてつけるとなると結構大変な作業です。
時間的な余裕があれば毎日つける事も出来ますが、個人的には家計簿を毎日つける事=時間の無駄だと考えていますので、基本的にはまとめてサクッとつける感じなります。
家計簿の8割を自動化する仕組み
月末にまとめて家計簿をつける我が家ですが、家計簿に記入・入力する内容はかなり少ないです。
その理由は、家計の収支を出来る限り1つの口座にまとめて、日々の支出を出来るだけクレジットカード払いにしてるからです。
1ヶ月の収支の概ね8割は口座引落とカード決済です。残り2割が現金です。
その仕組みが我が家の家計管理術であるLRS家計です。
この仕組みの基本の
を準備するだけです。
この生活口座に1ヶ月の生活費を入れておくだけです。
収支の口座を1つにまとめるメリット
給与振込・その他の収入・固定費引落・公共料金・保険・税金・その他各種引落・クレジットカードなど入金・出金を出来るだけこの生活口座1つにまとめます。
1つにまとめる事で日々の家計の入出金を1口座で全て管理でき、通帳の記帳や通帳の明細、カードの明細をダウンロードするだけで家計簿が完成します。
収入も支出も1つの口座で管理できますので、この口座の明細を見るだけで現在の家計の収支の状況が分かります。
お金の移動も単純で、月に1回だけATMでお金を移動して終了です。
お金の移動は1回だけ
この生活口座で収支をコントロールして家計簿を簡単に作成するために、1ヶ月に1回だけATMでお金の移動をします。
やり方はとても簡単で、給与日でも月末でも好きな日を基準日として、1ヶ月の生活費の目安額(1ヶ月の生活費予算)を残して、残りを引き出して貯蓄口座に移します。同時に生活費の現金部分が必要な場合は、生活費の予算から必要な現金部分だけ引き出しておきます。
具体的に説明すると・・・
我が家の場合は、1ヶ月の生活費予算を40万円としていますので、40万円を残してそれ以上の金額は全て引き出して貯蓄口座に移すことになります。
この時に、我が家では1ヶ月の生活費予算=40万円のうち2割の8万円を現金支出と想定していますので、8万円を同時に引き出します。
つまり、生活口座には32万円残り、財布に8万円入り、残りは貯蓄口座に移すという事になります。
これで終了です。
では、現金部分はどうやって管理するのかと言うと・・・逆算家計簿を利用します。
現金支出は逆算家計簿でコントロール
現金部分については、記録が必要となりますが、逆算家計簿を使えば
1日当たり、1週間当たり、半月当たりの家計の消費金額目安ができますので、それを基準にしながら支出をコントロールするだけです。
現金部分のレシートは少ない
実際、我が家は支払いを出来る限りカードにしていますので、最近では現金部分を5~6万円くらいまで減らしています。
この状態での1ヶ月あたりの現金での買い物は、レシート枚数にすると30枚弱です。
この30枚弱を月末に家計簿に入力します。実際の現金残高と金額が合わない場合は、合わない金額を全部「食費」として支出したことにしています。
これで家計簿は終了です。30分程度で作業は終わります。
1ヶ月で家計簿にかける時間は1時間未満
という訳で、我が家が家計簿の為にする作業は
- 通帳とカードの明細を取り込む
- 現金部分の明細を入力する
- 口座振替管理表でお金の移動額を確認する
- ATMでお金を移動する
となり、時間にすると1時間弱となります。
あとは収支の分析とか今月の対策や今後の対策を考えて実践するだけです。
仕組みができれば家計簿は楽だが・・・
このように仕組みさえしっかり作れば家計簿はとても簡単につける事が出来ます。
でも家計簿の記録自体には何の意味もありません。一番大切なのは、家計簿の結果から家計をどう改善していくのかを考えて「実行する事」です。
家計簿をつける作業は時間の無駄でしかないと私は思っており、そんなものはさっさとすませて、改善策を考えて実行することに時間を掛けるべきだと考えています。
その無駄な時間と作業を省くのが今の我が家の家計管理の根本にあります。
家計の管理方法は合う合わない、好き嫌いがあるとは思いますが、最終的には改善して結果が出ないと意味がないと思います。
この方法で我が家の場合は家計が改善でき今の資産を築いてきましたので、とても合っていたんだなと思います。