貯蓄額を増やす最初のステップ・・・家計管理の最初のハードル

なかなか増えない収入、どんどん増える支出・・・。

現実は厳しいですが、いろいろ工夫して家計を遣り繰りして少しでも貯蓄を増やしてきたい・・・我が家もそうですが、同じように思っている方もいらっしゃると思います。

そこで、我が家が実践している貯蓄額を増やすためのあれこれをちょっとご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

最初は家計簿じゃなくても・・・

家計改善の為に最初に我が家が取り組んだのが「家計簿をつける」という事でした。

家計簿をつけ始めたばかりの頃は、データ量も少なく収支の妥当性もよく分かりません。

我が家の場合、家計簿をつけ始めた初期段階で考えたことは、

ふぁさぞう
ふぁさぞう

収支を黒字化する!!

という事でした。

1円でも1万円でも10万円でも・・・何円でもいいです。

とにかく「 収入 > 支出 」 を意識しました。

1年頑張ってもそれが実現できないのであれば、無駄な支出が多い、身の丈以上の生活をしているということを自覚し、抜本的な見直しをするしかありません。

1年間家計簿を・・・と思って頑張っていたんですが・・・問題解決はもっと単純でした。

固定費の見直し

最初のハードルを越えているか?

家計簿をつけていろいろ分析するには、ある程度の期間の家計の収支やそれを分析して問題点を改善するというステップが必要です。

しかもこれには時間も労力も掛かります。

もっと簡単に家計改善をはじめるには・・・いろいろネットで調べた我が家が実践したことは・・・

  • 保険の見直し
  • 携帯電話代の見直し
  • 住宅ローンや家賃の見直し

この3点です。

ふぁさぞう
ふぁさぞう

めっちゃ普通の、誰でも知っているような事です。

ですが、実はじっくり家計分析をして改善していくよりも効率も効果も絶大でした。

保険の契約の見直し、スマホのMVNO、住宅ローンの借り換え、いずれも面倒ですし、自分達に合ったものを選んでいくとなると・・・それなりの知識も必要になる事があります。

面倒で知識が必要・・・と言うのがいわゆるハードルになっているんですが、家計改善の為には超えて行かなければならないハードルだと思います。

このハードルを乗り越えると家計の黒字化、健全化はかなり現実味を帯びてきます。

家計の収支のどの費目の支出が多いのか、どこが無駄なのかなどの細かい分析や細かい節約を考える前にまずやるべき事で、超えていくべきハードルだと思っています。

節約効果は絶大!

具体的には我が家では

  • 保険 → 必要額を最低限の掛け捨て保険にする
  • 携帯電話 → 格安スマホにする
  • 住宅ローン → 金利の安い金融機関で借り換え

これだけで年間で数十万円の節約になりました。

  • 保険料 月10,000円
  • スマホ代 月12,000円
  • 住宅ローン 月10,000円 ※金利と返済額

概ね3万円/月の節約です。年間で36万円貯蓄額が増えました。

実際に上記の見直しをしたのは2014~2016年ですが、更に今春に再度保険を見直し、更に6,000円/月削減に成功しました。

この節約分はそのまま貯蓄となり、貯蓄額を順調に増やしていくことに貢献してくれると思います。

「今更・・・」は関係ない

「そんなこと今更・・・」って感じではありますが、それでも見直す価値は十分にあります。

毎日の細かい収支のコントロールよりもいわゆる固定費のように毎月コンスタントにかかる経費を1回見直した方が効果も大きいです。

やり方次第で数千円/月は簡単に、上手くやれば数万円/月も可能です。

「今更・・・」とか「さんざん言われてる・・・」よりも「見直したのか、見直していないのか」の方が重要で、まだ見直していない方はぜひこの機会に!

とは言っても・・・過剰な見直しや節約は逆に生活に影響が出る可能性もあります。

あくまで「無理のない程度に」ということで・・・。

我が家も固定費の見直しは今後も継続して実践していくつもりです。