前回の続きです。
なぜ、お金が貯まらないのか・・・。
それは貯蓄に対する「意識」の持ち方
に起因する部分があるのではないでしょうか?
というのが前回のお話でした。
今回はその貯蓄に対する我が家の
「意識」の持ち方のお話です。
基本は4つの行動
貯蓄について考えるときの基本行動は4つです。
・目的を持つ
・減らす
・増やす
・管理する
まあ、普通です・・・。
その普通をちゃんと「できる」か「できない」かです。
1つずつ見ていきます。
目的を持つ
これは貯蓄が目的になるのを避けるためです。
ただ漠然と貯蓄するのであれば、
別に貯まっても貯まってなくても関係ないです。
目標とする金額が無いのですから、
いくら貯まっても良いわけです。
極端な話、毎月1円貯蓄しても貯まったことになります。
・・・そうじゃないっ!・・・って言うのであれば、
じゃあなぜ貯めているの?って話になります。
恐らくは漠然とした「不安」があるからだと思います。
我が家もそうです。
将来に対する漠然とした「不安」が常時あります。
ただ、漠然とした不安はいつまでも解消されることはありません。
・・・それこそ宝くじが当たるまで・・・。
何が不安なのか分からないままでは
いつまで経っても「貯まらない」と個人的には思います。
なので、具体的な「不安」を考えて、
それに対する対策、ここでいう「貯蓄」をします。
我が家の場合は
・子供の教育費
・老後資金
・住宅ローン
この3点です。
この3点が明確になれば、日々の生活に
翻弄されることもないと思っています。
・・・大概、みんな同じ感じでしょうか?・・・。
じゃあ、具体的にどうするか?
世帯の収入に見合った貯蓄計画を立てることです。
「いつまでに何の為のお金をいくら貯めるか」
です。
別に難しいことではありません。
ネット上の情報サイトやブログなどに
散々書かれていますし・・・。
我が家もブログで書いています。
教育費と、老後資金については
いつまでにいくら貯めるか明確にし、
逆算して毎月いくら貯蓄するか決めています。
そして住宅ローンいついてはこちら
ですので、完全ではありませんが、
ある程度はっきりとした目標が決まっているので、
半年単位、年単位で見て
目標の達成度合いを確認しながら
淡々と貯蓄しています。
恐らく、この目標(目的)を立てる事が
最初の一歩だと思います。
減らす
次は「減らす」です。
何を?って・・・それは支出です。
あと、「物」を減らしてシンプルに生活する
っていうのも支出を減らす手助けになると思います。
じゃあ、何をどうやって減らすか・・・。
それが・・・永遠のテーマですが・・・基本は
「目標とする貯蓄が毎月できるまで支出を減らす」
です。
極端な話、毎月の収入が20万円で、
貯蓄を30万円するって・・・これはそもそも
目標自体が物理的に無理です。
「身の丈に合った」生活の上に成り立つ
貯蓄目標でなければ意味がありません。
それができれば誰も苦労しないのは分かっています。
でも、それをやらないと貯蓄できないもの事実です。
減らす物の代表として、
いわゆる「固定費」が代表格としてよく言われます。
保険の見直しや携帯電話などの通信料、
お小遣いや雑費などなど・・・。
我が家の場合はスマホをiPhoneを止めて
格安スマホにMVNOしました。
結果的に機種変で1台約7,000円の予定が
1台約3,000円になりました。
月額4,000円の削減に成功。2台で8,000円。
年額にして96,000円の削減です。
保険も必要最低限のものに入っているので、
そんなに高額な保険料は払っていません。
その他、住宅ローンの見直しなどなど・・・。
自分たちの収入に見合った、
無理のない生活が送れる程度の削減です。
増やす
次は「増やす」です。
どうやって増やすか・・・。
これは様々な方法があります。
・定期預貯金
・各種投資
・副業、ネット収入
などが代表的でしょうか。
我が家の場合は
各種投資…余剰金を利用した資産運用と
ネット収入です。
ネット収入にはポイントサイト利用など
様々な手段があります。
資産運用に関しては
ブログでもご紹介しています。
現状はこんな感じです。
ネット収入関連については
全て資産運用に回しています。
急激に増えることはないでしょうが、
ここ数年でも結構増えていますので、
今後5年、10年を考えると
何もしないよりは確実に増えていると思います。
投資するにしても
問題はその原資をどうするか・・・。
我が家の場合は節約できた部分や
ネット収入なんかをそれに充てています。
あくまで余剰金を利用するというのが
我が家の方針で、少なからずリスク資産に
投資すると言うことは、資産が減少する
可能性もあると言うことは忘れてはいけません。
そうならない為に、投資に関する知識や経験は
やはり必要だと個人的には思います。
管理する
最後に「管理する」ですが、
これはもう、そのままですが、
貯蓄の目標が決まれば、
それを実現するための手段・方法は
様々あります。
ただ、どんな手段・方法を利用して
目標を実現するか・・・。
それをしっかり考え、管理すること
が重要になります。
管理は
・貯蓄するための管理
・貯蓄できているかの管理
の2つに大きく分かれます。
例えば、毎月の預貯金など、
貯蓄するための管理について、
いわゆる「先取り貯蓄」など
自分で管理するのが苦手な人は、
勤務先の財形貯蓄制度や自動積立などを利用する
というのも管理する手段の1つだと思います。
貯蓄できているかの管理は、
家計簿や資産管理ツールを利用して、
収入、支出、資産の増減などを管理する事です。
そのままです・・・。
管理することで目的・目標の
進捗度合いや達成度合いも計れますし、
今後のライフプランの計画も立てやすくなります。
まとめ
「お金を貯めたい」を実現するには、
まずはしっかりとした実現可能な
「貯蓄目標」を立てることです。
目標を立てたら、それを実現できるように
支出を減らす、収入を増やすなど、
様々な角度から検証し、
実際に実行して管理するすることになります。
恐らく、多くの人が目標を立て、
いろいろ考えたり検証したりまでは
辿り着いていると思います。
しかし、実際に実行、管理段段階になり、
すぐにその結果が出ないのも原因の1つでしょうが、
なかなか目標を達成できなかったり、
面倒くさくなって挫折する方もいらっしゃるでしょう。
そこが「意識」の問題で、
「貯めるんだ!」という目標を立てたら
それに向かって突き進む!
貯めたいなら甘えや妥協を排除して
今までの考え方や価値観を
変えなければなりません。
恐らく、しっかりと貯蓄できるようになった人は
そいういう「意識」の変化、改革に
成功している方ではないかと
個人的に思います。
我が家もまだまだ完全ではありません。
甘えや妥協がちょいちょい出てくるので、
身を引き締めてしっかりと目標に向かって
進んで行きたいと思っています。