そもそも「お金」って何なんでしょうか?・・・「何なんでしょうか?」って言い方も変ですが、そもそもお金がない時代は、物々交換が主流でした。物々交換は言い換えれば「モノの価値の交換」という事になります。
物々交換・・・モノの交換は不便
モノとモノとの交換(物々交換)は、お互いに「欲しい」モノを持っていればそこで交換が成立しますが、そうでなければ交換は成立しません。更にモノはその価値が数字で表せないので、例えば塩と米を交換する場合、塩1に対して米は1なのか2なのか3なのか・・・価値基準は人それぞれなのでそこに交換基準はありません。
そういう不便さを補うべく相対的な価値を表すものとしてお金が生まれたと言われています。
諸説あるようなので絶対とは言い切れませんが、お金の誕生により価値を数値化し、効率よくモノと交換できるようになったそうです。
お金自体に「価値」は無い
私達は労働の対価としてお金をもらい(稼ぎ)、お金を払って当たり前のようにモノを買いサービスを受けています。しかし、もともとお金は単に価値の概念を示しているだけで、そのもの自体に価値はありません。
すべてのモノやサービスは「お金で買える」という価値基準、交換媒介としての機能(信頼)があるという前提でお金にはモノやサービスと交換できる価値が生まれます。
労働の対価としてそれに見合った価値=お金をもらい、その価値=お金をモノやサービスに交換すると言う感じでしょうか。物と物を交換するときに、その仲介役として用いられる「共通的な価値を持った物」がお金です。この「お金」によってあらゆるモノとサービスを手に入れることができるのです。・・・人の感情など交換できないものありますが・・・。
「価値」を集める
お金を稼ぐとは、「価値」を集めるということに近いです。その価値は世界中の人々の信頼や感謝で成り立っています。自分が求める「価値」、必要な「価値」は何なのか・・・。それを考える事もお金を知る上で大切なことだと思います。