先日、こんな記事を見かけました。
「2017年決算「上場2,681社の平均年間給与」調査」
出典:東京商工リサーチ
2017年の決算時期に合わせて公開されたと思うんですが、上場企業の年間平均給与なるもののデータが出ていました。
上場企業で働く人たちはどれ位稼いでいるんでしょうかね・・・。
上場企業の平均給与
そのデータによると、年間平均給与は599万1,000円(中央値586万3,000円)という事でした。
「前年より3万8,000円(0.6%)増えた。」そうです。月額にして3,166円程度です。
それにしても増額が0.6%って・・・この程度だったらちょっとした物価上昇や増税で簡単に相殺されてしまう感じです。
・・・まあ増額してもらえるだけ羨ましいですけどね・・・。
上場企業内でも格差
この上場企業の年間平均給与を業種別に見ると、
業種別のトップは、建設業の695万3,000円(中央値694万9,000円、前年比2.7%増)だった。・・・中略・・・一方、小売業は475万円(同0.8%増)で7年連続の最下位で、建設業とは1.4倍の開きがあった。
という事です。
トップと最下位で1.4倍の差・・・200万円以上の開きがあります・・・。
上場企業はもっと給与が多いというイメージでしたが、上と下ではかなり給与に差があるんだなという感じです。
一般企業と比べるとやっぱり多い
更に、
国税庁の「平成28年分民間給与実態統計調査結果」によると、2016年の民間企業の平均給与は421万6,000円(正規486万9,000円、非正規172万1,000円)で、2017年の上場企業の平均給与と比べ、正規社員で1.2倍(112万2,000円)、非正規では3.4倍(427万円)の格差があった。
ということみたいです。
上場企業の最下位の業種でも民間企業の平均程度の収入があるのは、さすがだなと言う感じがします。
まあ、我が家のような底辺家庭には上場企業で働くなんて夢のような話ですけど・・・。
それにしても正規と非正規の容赦ない給与の差はちょっとどうなの?って感じがします。非正規が全員フルタイムで働いているわけではないんでしょうが、こうやって分けられるとものすごい格差を感じます。
他人の事より自分の事
こうやって上場企業の平均給与を見ていても我が家の収入は一向に増えません。
他人を気にするより自分たちの収入を増やす為に自分たちで出来る事をどんどん実践する方が大切ですので、少しでも収入が増えるように頑張りたいと思います。