現在我が家では家計管理の再確認、再編成を進めていますが・・・。
お金の移動や振り分けの為に「振分口座」を設けることで何も考えずにお金の移動や管理ができるようになりました。
家庭の資金をそれぞれの目的や機能に分けてそれぞれの口座に振り分けて管理するためにこの「振分口座」を活用するわけですが・・・1つ問題が・・・。
振り込んだりする時の振込手数料とかって・・・どうなっているの?って事です。
振込無料回数や無料サービスを駆使する!
その答えは・・・銀行・・・特にネット銀行ですが・・・の振込無料回数や無料サービスを駆使すれば、手数料などが掛かることはありません。
実際にどのような手段で手数料を掛けずに銀行間でお金を動かすのかと言いますと・・・。
まずはコチラをご覧ください。
銀行間でお金を振り込んだり引き落としたりする場合の手数料が掛からないパターンです。
1つずつ確認していきます。
A.同行間振込
これはもう言うまでもありません。「同じ銀行間での振り込みは無料」ってやつです。
例えばA銀行の夫口座から妻口座へ、妻口座から子供口座へ・・・みたいな感じです。
B.振込無料回数
これは各銀行でサービスが異なりますが、条件によって1ヶ月の他の金融機関あて振り込みの手数料が無料になるってやつです。
この振込無料回数を使って振り込めば手数料は掛かりません。
C.定額自動振込、定額自動入金
こちらは銀行によってサービスがある場合とない場合があります。また、サービス内容も異なりますのでよく確認して利用する事が大切です。
定額自動振込
定額自動振込は、指定した振込先に毎月または毎週繰り返し振り込めるサービスです。
毎月の家賃・月謝・子供への仕送りなど、毎月定例・定額の振り込みなどに活用できます。
銀行によっては手数料無料や手数料が掛かる場合がありますが・・・概ね手数料が掛かります・・・振込無料回数までなら手数料は掛かりません。
定額自動入金
定額自動入金は上図で説明すると、自分名義のA銀行口座から指定金額を引落し、自分名義のD銀行口座へ自動的に入金できるサービスです。
毎月一定額をATMや振込によって入金している場合などは、その入金が自動化できます。
自動入金は比較的手数料無料が多いような気がします。
D.証券会社経由
これは裏技と言うか・・・証券会社にとっては迷惑行為みたいな感じですが・・・。
上図で言うと、E証券で口座を開設し、出金先の銀行をF銀行に指定しておきます。
入金は即時入金とかクイック入金とかネット入金とか名前は様々ですが、いろんな銀行から手数料無料で入金できます・・・証券会社によって利用できる金融機関に差はありますが・・・。
A銀行から手数料無料でE証券に入金し、E証券からF銀行に出金する・・・通常、手数料は無料という証券会社が多いです・・・と言う感じです。
これでも手数料無料でお金の移動ができますが・・・個人的には申し訳ない気持ちになりますので、よほどのことがない限り利用しません。
ちなみに過去に1回だけ利用させていただいたことがあります・・・ゴメンナサイ・・・。
ただ、入金指示・出金指示が必要ですので少し手間です。また、証券会社によっては出金に数日掛かる場合もあります。
その他、手数料無料で振り込みする方法
上記以外にも無料送金アプリ「プリン(pring)」などを利用して、
A銀行→pring入金→pring出金→B銀行
と言う感じで手数料無料でお金の移動ができたりもします。
自動化ではありませんが、振り込みに手数料を掛けたくない場合などは活用する価値があると思います・・・対応銀行は事前に要確認・・・。
組み合わせて使えばもっと便利
上図のようなパターンで振込手数料を掛けずにお金の振り込みができますが・・・ただ、振込無料回数は限られています。
通常月3~5回無料というパターンが多いですが、これでは足りない・・・なんて場合もあります。
その対策として複数の銀行のサービスを組み合わせて利用します。
図にするとこんな感じです・・・コチラ。
A銀行からB~Eの4つの銀行にお金を振り替える場合、振込無料回数が3回だと足りません。
そこで、複数の銀行のサービスを組み合わせます。
上図で言うと・・・例えば・・・
- A銀行・・・振込無料回数3回
- B銀行・・・振込無料回数3回
- C銀行・・・振込無料回数1回
- D銀行・・・振込無料回数1回
- E銀行・・・振込無料回数1回
だとします。A銀行の振込無料回数が3回ですので4つの他行口座にお金を振り込むと手数料が掛かります。
そこで、まずはB銀行にC・D・E銀行に振り替えるお金を全額自動振込or自動入金します。
B銀行からD銀行に指定額を自動振込or自動入金します。
B銀行からC銀行にC・E銀行に振り替えるお金を自動振込or自動入金します。
C銀行からE銀行に指定額を自動振込or自動入金します。
上記5銀行の自動入金の手数料が無料であれば全て自動入金にすると振込無料回数を1回も使わずに振り替えできます。
ただし、自動入金の場合は引落日が固定の場合もありますので注意が必要です。
自動入金に手数料が掛かったり、引落日の関係で上手くいかない場合は、自動振込と組み合わせて振込無料回数を極力使わない組み合わせでお金の流れを作ります。
最高で10回の振り替えになるけど・・・
ちなみに我が家の場合のお金の振り替えパターンは・・・。
- 毎月定期的
- 住宅ローン振替用
- 先取貯蓄投資用
- 先取貯蓄積立貯蓄用
- 年に1回、半年に1回
- 幼稚園の保育料引落指定口座
- 小学校の学費引落指定口座
- 習い事や塾などの月謝引落指定口座
- 不定期
- 支給金・還付金など
- 副収入など
- 生活費の残り
- 余剰金
の振り替えをしています。
全部を同時に行うと、10回の振り替えになります。
さすがに同月に10回の振り替えは組み合わせが難しいので、自動振込と自動入金を組み合わせつつ、年1回、半年に1回の振り替えと不定期の振り替えが重ならないように調整しています。
完全にパズルです!
もうこれは・・・完全にパズルですよ。
上手にパズルの組み合わせが出来ればあとは放置なのでめっちゃ楽です。
とか言いつつ・・・不定期の振り替え指示はありますが、数ヶ月に1回程度なので苦になりません。
この手法は今年から我が家で実践していますが、全然手間が掛からずなかなかいい感じで機能しています。
あとは・・・注意事項としては、銀行の振込無料回数の条件変更やサービスの改変には敏感になっておきたいところです。
以上が我が家の「振分口座」を利用した手数料を掛けずにお金を移動する方法です。
振分口座についてはコチラの記事をどうぞ・・・。