我が家の家計簿は、生活に直結している部分だけつけています。生活に直結しない部分や余剰部分、運用部分などは個別管理、分別管理しています。その関係で家計全体の資産を管理する場合、家計簿データに個別管理、分別管理などを統合して集計する感じになります。
個人的には面倒ではないが・・・
個別・分別管理の影響で、我が家の家計管理はかなり複雑です。
複雑ですが、データ自体がほとんどExcel管理シートでリンクしているので、2シート程度に必要な情報を入力すれば全体を把握できるようにはなっています。一応、元SEなのでそのあたりの設計は何の苦もありません。
個別・分別管理のメリットは、資金の出所や性質、管理上の分別などがしっかりとできますので、細かく見るにはとても便利だと思います。逆にデメリットは、全体を見るときに集計なりデータのリンクが必要になる点です。その仕組み自体は簡単なのでそれはそれでいいんですが、何せ現時点で「私にしか分からない」という最大の弱点があります。汎用性に乏しいという事です。
汎用的でシンプルな仕組みに
本来、家計管理は「何の目的でするのか」がはっきりしていればその仕組み自体は自分が分かりやすい、管理しやすいもので良いと思います。ですが、個人的には汎用的で誰でも(妻でも、将来的には子供でも)分かる管理方法にしていきたいと考えています。
その過程で、先日、積立貯蓄の見直しをして、積立貯蓄をまとめました。
同時に、家計簿部分と運用部分、保険部分などもまとめて、今までの個別・分別管理から最終的に全てをまとめた感じの家計管理ができる仕組みを模索しています。
少ない入力で個別も全体も見える家計管理にしたいが・・・
最終的に目指すものは、Excelのシートに必要データを・・・出来るだけ少なく・・・入力するだけで、家計全体から個別のデータまで管理できるものです。仕組みの案としてはいくつかアイデアがありますが・・・我が家の場合、さらに面倒くさいことに家計を「実質」と「名目」の二重管理しているという問題があります。
この二重の意味は、例えば積立預金が100万円ある場合、そのまま100万円が銀行口座に入っている時と、一部・・・10~40%程度・・・が短・中期の資産運用の資金として使われており、銀行口座には70万円、運用に30万円+運用損益となっていることがあるという事です。
完全に現金預貯金と運用に分ければいいんでしょうが、現時点での銀行預貯金は金利がほぼゼロなので、預けているだけというのは無駄ですので、生活を守る為の資金は残して残りは運用に充てるという手段をとっています。
特に収入減が発覚した2016年春以降はそれを強く意識しています。その影響で、このような二重管理が更に強くなっています。
何をどう管理するかの問題
最終的には垣根を無くして資産全体を管理できればそれでOKだと思っていますので、上記のような問題点も捉え方と言いますか、管理の仕方1つでどうにでもできると考えています。いろいろ模索しながらより良い形を見つけていければいいなと思っています。