2018年はかなり収支が荒れており、特に支出が劇的に多くなっているという特徴があります。
収入の減少だけでも厳しいのに支出まで増えると・・・もうどうしようって感じです。
こんな時は、家計管理の基本に戻って客観的に家計を見直します。
家計管理の基本モデル図を使って再確認
まずは家計管理の基本モデルを使って家計の収支を再確認していきます。
その基本モデルはコチラです・・・。
これは我が家の家計管理の基本モデルで守る事は1つだけ。
これだけです。
ちょうど1年前位にも同じような記事を書いています。
だいたいいつもこの時期に、初心に返るとかマインドリセットという意味も込めて家計の見直しをしています。
我が家の家計は1月はじまり12月終わりですので、9月とか10月って中途半端な時期のような感じがします。
しかし、年末に向けての調整や来年への準備などを考えるとむしろ今の時期がちょうど良いという事になります。
上図はあくまで我が家が考える家計管理の基本モデルとなります。
一般的かどうかは分かりませんが、この鉄則を守りつつ独自の家計管理術LRS家計で4年で1000万円の資産を築く事ができましたので、手法としては我が家に合っていると言えると思います。
基本モデルの再確認事項
この基本モデルを使って確認する事は、鉄則は勿論ですが
- 節約・節制
- 貯蓄
- 副収入
のそれぞれの部分の現状を把握する事です。
上図はモデル図ですので実際に確認するときは、9月末までの家計の収支の実際の金額を当てはめていきます。
毎月の給与収入と月の生活費の予算40万円を基準に実際の収支金額を入れて確認作業をします。
1つ重要なのは、当てはめる金額は月単位ではなく年単位で考えるという事です。
大局を判断するモデル図
基本的に毎月このモデル図にマッチするように生活する事はほぼ不可能です。
例えば支出については子供の卒入学や車検、突然の冠婚葬祭、電気代や冬の灯油代、固定資産税や年払いの保険などなど・・・。
収入については残業手当やボーナス・期末手当・年度末手当、児童手当や各種支給金・給付金、住宅ローン控除などなど・・・。
年度要因や季節要因などで毎月の収支は必ず増減します。
支出についてはいわゆる特別費的な費用無しで毎月予算通りに家計をコントロールする事はほぼ不可能だと思っています。
収入についても残業の有無や手当などの支給状況などにより変わってきます。
ですので毎月の収支を基本モデル通りにする事に注力する事は全く無意味で、年間を通してそのモデル通りに収支を収める事の方が現実的です。
あくまで年間を通して全体を俯瞰的に見るためのモデル図で、短期的にどうこう言うためのものではありません。
このモデル図を基本に
我が家ではこのモデル図を基本に、1月からの経過月・・・今であれば9月まで家計簿を〆ていますので9月までになりますが・・・の収支を貼り付けてその状況を確認できるExcelシートを作っています。
単純に指定期間の基本の給与収入、基本生活費(40万円)、給与以外の収入、支出額、貯蓄額の金額と割合を表示するだけです。参考までに下図のような感じです。
結果から言えば、9月末時点は鉄則ルールを満たしている感じなりました。
まあ今年はいわゆる投資部分がかなり好調でしたので、多くなった支出をカバーできていると言う感じになります。少なくとも給与所得が増えているわけではありません・・・。
上図で言えば、「支出のブレ」が大きく増えましたが、「収入のブレ」がそれ以上に大きく伸びましたので、それで相殺できている感じです。
純粋な家計の収支は赤字ギリギリになるかも・・・
収入のブレを除くと、家計の収支はかなりきわどい感じになります。
まだこれから大型支出が待ち構える年末がありますので、最終的な収支がどうなるかは分かりませんが、普通に働いているだけでは今年は「危ない」という状態であるのは事実のようです・・・。
来年以降これがどうなるのか・・・少し対策を考える必要がありそうです。