2016年の家計の2大変化!収入減を乗り越えて思うこと

いよいよ2016年も残り数日となりました。2016年は春から収入減と増税などの支出増でいきなり家計のピンチ状態に陥り、その建て直しに奔走しました。ぼちぼち年間の家計の集計をしていますが、結果的には2015年以上の成果を得ることができたように思います。そんな我が家の2016年の家計の2大変化をご紹介いたします。

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変化その1・・・家計簿の費目を減らす

ライフステージによって家計簿の費目には必要なもの、不要なものがあります。独身時代、結婚、出産、育児、進学とステージの変化と共に不要となる費目、必要となる費目・・・。ステージ毎に費目を変えていたのでは管理が面倒です。というわけで、できるだけ費目の増減がなく、固定的に生涯続けていけそうな費目分けを考えました。

家計簿の費目を減らす!・・・シンプル家計管理を目指して~その11~
よりシンプルに家計を管理するために いろいろ試行錯誤している我が家ですが、 今回は思い切って・・・でもないですが・・・ 家計簿の費目を見直すことにしました! 変...
家計簿の費目を10個にして思うこと
今春から家計簿管理をシンプルにする為に 費目を削って10個にしました。 それから約半年・・・。 家計簿管理は楽になったのでしょうか・・・。 全体の把握がしやすく...
家計簿よりも重要な事
我が家の家計簿は ・費目10個 ・レシート単位入力 ・月単位予算 という、やや「どんぶり勘定」的な管理方法ですが、 その理由は、 家計簿は家計簿で大切ですが、 ...
【公開】我が家の家計の全貌!
日々の記録の家計簿、家計分析、将来設計など様々な角度から家計を管理している我が家の家計の全貌をご紹介します。一部、Excelシートをダウンロードできます。

最終的に辿りついた我が家の家計簿の費目は10個です。そして家計簿の管理方法も

  1. 費目10個
  2. レシート単位入力
  3. 月単位予算・目約金額(費目毎の予算は不要)

という、やや「どんぶり勘定」的な管理方法に落ち着きました。費目は少なくても必要な管理はキッチリできているので家計簿についてはかなり楽になりました。

そして「家計の全貌」については現在改良中で、2017年以降に良い形に整えば、また当ブログでダウンロードできる形で公開していこうと思います。

図解 家計の全貌

変化その2・・・収入を増やすと言う考え方

2016年は収入減の年でした。2017年以降も年金、社会保険料、所得税、住民税などなど、何かにつけて見えない増税で支出が増えていく事は必至です。恐らく今後は 節約・節制額<増税額 という式が当たり前になると思いますので、最低限必要な節約節制をした上で、収入を増やす方法を模索する必要があると考えました。

今月からまた収入が減るという現実・・・
はぁ~・・・。 またしても収入減・・・。 何で減る事はあっても増える事はないんだろう・・・。 今月からまた収入が減ります・・・。 残念すぎる・・・。 市民税と県...
現在の副収入の手段
今春から増税や諸々の天引きで収入減になった我が家。40代にして既に収入が頭打ちなのかと不安になります。 だから節制して我慢して生きて行こう・・・ なんて事は考え...

今年チャレンジした収入を増やす手段のうち、いくつかは成果が出ました。しかし、継続的に・・・となるといろいろ問題があり、模索はまだまだ続きます。様々な手段を試した中でもやはり資産運用についてはかなり優秀で、今後更に深く吟味し、より良い道を見つけたいと思っています。

家計の最上流は「収入」である

収入減・支出増になった2016年の我が家ですが、そのお陰で様々なリスクに気付き家計に対する考え方(優先順位)を
収入 > 運用 > 貯蓄 >> 支出 = 家計簿
と改めました。この考え方が正しいか間違っているかは各家庭の事情にもよりますので何とも言えませんが、現時点で「お金が無くても何とかなる!」なんて我が家では言えません。拝金主義ではありませんが、生きていく上でやっぱりお金は大事です。

最終的には「どうお金と向き合うか」という話になるかもしれませんが、やはり収入あっての貯蓄や支出ですので、貯蓄や支出をコントロールする最善の手段は最上流に位置する「収入」をコントロールすることであるという考えに至りました。

副収入の手段

結果は大切だけど・・・

この家計の2大変化で、家計簿の管理が楽になり、更に緻密な家計全体の分析ができたおかげで2015年より良い結果を出せそうな2016年ですが、単年で良くても意味がありません。5年後、10年後を視野に入れた長期的なスタンスでプランニングし、単年単位の戦略を確実に実行していくことが大切です。積立貯蓄といっしょで、シンプルに淡々と戦略を実行していく・・・。2017年はそういう計画と実行の年になると考えています。