6月もあと少しで終わり。早いもので2017年ももう半分経ったという事です。今年も昨年に続き春からの減収に悪戦苦闘し、今月からは増えた住民税の追い討ちで・・・もうボロボロですわ・・・。本当、何か悪い事したかなぁ~?と真剣に考える位悩んでます。
想定を超えていた収入減
今春からの収入減の予定は、ブログでも記事にしましたが、
予定では保育料アップ分と収入減分で約4万円ほど今までよりも毎月支出が増える計算でしたが・・・もっと多かった・・・約4.5~5万円です。毎月2~4万円の収入増を実現しない限り、昨年と同等の生活は送れないという計算も甘く、既に毎月の積立貯蓄額を最低ラインまで下げました。
貯蓄額は3月までは毎月10万程度でしたが、5月には3万円減らして7万円にしました。収入減・支出増と相殺してもまだ1.5~2万円足りません。
当面は資産運用で穴埋めできるが・・・
足りない部分は2017年上期の投資の確定益の一部でカバーできますが、毎月、毎年必ず利益を出せるわけではありませんので、こういう不確実な穴埋めは避けたいところです。じゃあ、どうするの?ってなると、生活レベルを下げて支出を減らすか収入を増やすかの選択になります。
この2択・・・我が家の場合は「収入を増やすこと」が最善となります。なぜなら2年連続で世帯手取収入が減っています。今後もその傾向は変わらないと思います。特に2020年以降は日本経済自体のビジョンが全くありませんので、今以上にもっと顕著に収入が減る事が予想されます。
上流から攻めるのが鉄則
昨年の収入減から家計の方向性とプライオリティを見直しました。
現在は『家計の最上流は「収入」である』という考えに基づき家計を管理しています。ですので、節約・節制して支出を減らしてもそれ以上に収入が減れば全く意味がありません。支出を減らす努力をするよりも収入を増やす努力をすべきであると言うのが今の我が家にとっては当然の答えとなります。
収入を増やすって・・・これ相当難しいです。ここ2~3年いろいろ試みていますが、難しいです。でも出来る事をどんどんやります。実践あるのみです。
給与+αの時代
NISAやiDeCoなどの非課税制度、年金制度に政府が力を入れているのが何よりの証拠だと思いますが、これからの時代は給与所得だけで生活していくのはかなり難しくなると思います。結婚されている方のダブルインカム(夫婦共働き)は常識としても(富裕層は別として)、今まで当たり前とされた結婚・住宅・子育ても今では「リスクである」という価値観が少しずつ広がってきているようにも思います。
それらの根本にあるのは生活不安=収入だと思います。貯蓄論などは別として、単純に現在の収入と生活を考えた時に「自分の将来像」が描けないという不安があるのは事実だと思います。
じゃあ、どうすれば良いのか・・・不安が解消できる根拠が欲しいと言う事になります。つまり、収入を増やせばいいという事になります。
方向性の問題
不景気や社会保障を中心とした増税による収入減、長期に渡る住宅ローン返済、乳幼児期に掛かる多額の子育て費用、高校~大学進学に掛かる多額の教育資金、先行き不透明な年金と老後生活・・・先立つものはやはり「お金」だと思います。
収入が増えれば全てが解決するのか?と言えば、そうではないかもしれません。逆に結婚せずに子供も産まず、家を建てなければ安心して暮らせるかと言えば、それも分かりません。
ただ、各個人、各家族の方向性として「どうあるべきか」「どうしたいのか」を明確にし、それに向けて行動する事が大切だと思います。我が家の場合は「収入を増やす」という目標に向かって邁進するだけです。「お金、お金」って「お前は金の亡者かっ!」と言われそうですが、それでもお金は大切です。生活の基盤となるお金につていは声を大にして真剣に考える必要があると言いたいです。